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ベトナムと日本② −研修まとめ

前の記事では食について書いたので、今回は外国語教育について書こうと思います。
特にベトナムでの日本語教育ですね。
30日も滞在した目的でもありますし…笑

さて、私たちは10日間の参加者が帰ったあと何をしていたのか。既にnoteをご覧の方はおわかりですよね。

そうです。
大学を中心に、小学校、中学校、高校と様々なところで日本語の授業を見学したり、授業に参加したりしていました。

ハイフォン大学には、英語・日本語師範コースがあり、私たちが交流した学生の多くはそのコースでした。他にも第二外国語の授業にも参加し、そこで日本語を勉強している学生とも交流できました。
ただ、日本語と英語の両方を勉強しているため、2つの外国語を同時に勉強するのは大変だと学生が話してくれました。

私も第二外国語の授業を受けていたときには大苦戦した記憶が…日本語と英語を両方とも勉強してそれなりのレベルまで持っていくのって大変だと思います。
授業後の振り返りも、学生をいかに飽きさせずに授業に参加させるか、という話が出ることが何回かあったように思います。

ハイフォン大学の学生さんたちとは英語でコミュニケーションを取ることも多く、ここに日本人がいる意味ってなんだろうなぁと考えてしまうこともありました。
でも、そんな話をしたときに、そこに日本人がいることで、「日本人」という人たちの価値観や考え方を伝えることができる、と渡辺先生が教えてくださいました。先生、ありがとうございます。
今回の滞在で「日本人」の考え方、日本語の持つ文化、伝えられたかわかりませんが少しでも伝えられていたらいいな、と思います。

日本語は難しいです。私でもそう思います。だからきっと、日本語を勉強することはかなり大変なはずです。日本語でも英語でも、外国語を教えるということは、言語をただ教えるだけじゃなく、それを使う人たちがどんな意識を持っているのか、ことばが持つ文化自体も伝える必要があるのかな、と改めて考えさせられました。

日本語は難しい、勉強が大変、という話は多々聞きましたが、それでも日本文化体験イベントは大盛況でしたし、日本文化に興味を持っている人はまだ多いのかな、という印象を受けました。
自文化って、なんとなく知っていても詳しくは知らない人も多いと思います。でも、多文化の人と交流するときには自文化について知っている必要があると思います。でないと、質問されても答えられませんから。私も知らないことだらけなので、自文化を知ることから始めます。

…まとまらなくなってきたのでこの辺で。

ことばを教える、文化を伝えるって難しいけど面白い、と改めて感じることができた最高の研修でした。

最後に、この研修でたくさんのことを学びました。そして、先生方や学生さん、沢山の人に助けられました。
私に関わってくれた全ての方に感謝しかありません。本当にありがとうございました。


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