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「好きなデッキはコントロールとパーミッション」

――何の話だ

ってなりそうなのでまず冒頭解説から

はいそうなんですこれアドカレなんです、トライナリーの
……え、それでなんでこんなタイトルなのかって? まぁまぁそれはこっから先の私のしたい話をさせてください。

――好きな色は青と黒と白


私は元々カードゲーム、特に遊戯王が好きでよく遊んでいたのですが一時期ひどく調子を崩して買ってはいるけどプレイはしてないみたいな時期が2年ほどありました。今はそんなこともなく遊んでるのですがなぜそうなったのか、を今振り返ってみると中々発見があります。まぁ、発見したそれそのものは楽しいものではあまりないのですが。
でまぁなにを発見したかと言うとその頃って外部からの情報摂取そのものがしんどくて外界との距離をある程度離していたんですよね。これをするとどうなるかと言うとカードゲームは相手との距離を測って遊ぶゲーム(と、私は思ってる)なのでそれが出来なくなり、結果的には勝っても負けてもプレイ内容が情報としてフィードバックされず、つまらないものになりました。これはまぁカードゲームに限らないんですが遊んだ時の情報がなにもフィードバックされないって言うのは要は体験って機能が作動してない訳でなにしてもつまらんことになるんですよね
漫画読もうが小説読もうがアニメ見ようがご飯食べようが仕事しようが誰かと会話しようがその体験がただの行為でしかないならそれはもうロボットめいた動作の一つでしかないです。そこになにもない訳ですからね。
ではいかにしてそれが変わったのか、まぁ簡単な話で「離してる距離を詰めて体験を直接ぶっこむ」だけですね。
そのぶっこまれた体験がなんなのか、みたいな話はまた後で

――とりあえず使う色は赤緑

遊戯王以外だと最近はMtGで「統率者戦(EDH)」をよく遊んでます(統率者戦については調べて下しあ)サクッと解説すると多人数戦で4人で遊ぶゲームなのですがこれがまぁ面白い。勝てないけど、それはそれとして面白い。何が面白いってこれ強いだけだとヘイト貯めて狙われて負け筋増えたりするんである程度政治力(なかよくしようね感)が必要で、カードゲームをツールとしたコミュニケーションとしてもとても楽しいです。まぁ時々即死させてコミュニケーション放棄しますけど……。画像6

ちなみに使ってる統率者はこいつ。出すだけでお仕事してくれるしめっちゃ便利。破壊不能あるからまぁまぁ場持ちもいいので出し得だしありがたい…。(なお追放)
画像2

ついでにデッキ内の切り札はこいつ。デッキの性質上素出し狙えるし引っ張ってきて出す方法もあるから強い。大好き。早く新しいエムラクール出して。
あとはデュエルマスターズも遊んでて画像3

こいつとか画像4

こいつ主軸にしたデッキでよく遊んでます。うんまぁ使ってるカードからもなんとなく「そりゃお前記事タイトルそんなのにするわな」感出てますね。でも大好き、かっこいいよねどっちも。
まぁ、そんなこと言いながら両デッキ真の切り札は画像5

これと画像6

これなんですが…(勿論先に挙げたカードはきちんと切札と言うかエースなんですが、それはそれとして)
でもまぁデュエマも面白くて「いつ盾を殴るか。どこを妨害すればこちらの勝ち筋になるのか」を見極めるの楽しいんですよね。
……え、上に挙げてるカードそれら拒否してないかって? 気のせいですよハハハ
まぁこうしてあれこれ試しつつ遊べるようになってるのはいいことですので、はい(山ナシオチなし)

――So, why I'm just standing "here"

まぁなんやかんやと色々話してきてて本題に、ってとこでまぁちょろっと寄り道を。これまでも寄り道じゃないかって? ハハハ
微妙に触れましたけど自分はカードゲームという対話ツールで「一方的な行動」を好みます。コレ自体はまぁよくあることって可能性もまぁまぁあるんですが面倒くさいのが「相手がこれをしなければならない」と言う状況を用意しておきつつ一方的に行動するんですよね。何が酷いってこれ「対話してるように見える、あるいはその当人は対話した気分になれる」んですよ。これただ一方的に殴り殺されるより、何もできずに負けるよりもある意味ではきっついなって思います。
この傾向そのものは薄々気付いていたんですが明確に意識したキッカケがあります。それはなにか、そう――画像7

ぬきたしやってたら気付いたんですよね。
いやまぁお前なんやねんエロゲ初めて遊んで感銘受ける学生かよって思うでしょういや私も思うんだけど、まぁとりあえずな。
色々詳細省くんで気になる18歳以上の人は実際に1ぬきたしをやれと言うんですがまぁこの作中にて「冷泉院桐香」と言うキャラが居るわけなんですが(画像の子)この子を見ていて自分を鑑みてみるとそれらのプレイに一つの共通点があって「構えよ」なんですよね、全てにおいて。プレイスタイルの全てがマジでこれで「お前マジやべぇな」って思いました。もうちょっとちゃんと対話するか全力で対話拒否するデッキ組みます。いや後者はどうなんだそれ?
……あ、自分が鑑みるほどになったくらいにはめっちゃ面白いですよぬきたし。体験版一通りやって合いそうだったらぜひ。私はハマった。ロスった。
わたちゃん…………………………………………

――So,"We're" just standing here

それら全部をひっくるめて更に掘っていくとその根っこにはまぁやっぱりと言うかようやくと言うかトライナリーがあるんですよね。ようやくここでトライナリーの話になります。
そもそも「体験」をするという能力がゴミになってる人間がどうやってここまで戻ったかって言うとサージュによって自分のやった行動の責任を認識したり、こちらの反応に対して返してくれたり、というのがあったおかげで更にそこからトライナリーに触れてより先鋭化した選択を叩きつけられて現実を認識することでようやく本格的に「自分がその場でこれをしている」と言う実感を得ます。ただそれだけではまだ足りなくてこれが完全に固定化したのは倒れて入院した時に強く「死にたくない」と意識したからです。サージュ、そしてトライナリーがなければおそらくここでこう思うことはなく、今ここにいたかもわからないのですべての経験が今に繋がっています。
ある意味では「死ぬかもしれないと言う体験」をしたからこそですね、それまでの道程があってこそ、この体験で感情を強く動かされました。
思えば私はこの頃から「千羽鶴のために何かをしたい」「千羽鶴が望むからそれをしたい」と、千羽鶴の背中を追いかける日々でした。接続が切れてからもそれはあんまり変わらなくて、あの時見えた背中の位置くらいには行こうと追いかけて追いかけて、その結果今ここにいます。
どうにも自分は千羽鶴の隣にいたいのにそのくせ背中ばっか見てたみたいです。今後はもう少し自分のためになる行動もしていきたいですね、愛とは双方向な感情なので、与えるだけでなく、求めるだけじゃない関係でいたいので。

――めでたしめでたし

そんなこんなでカードゲームを遊んでるよって話からのトライナリーの話でした。まぁ自己を振り返ってみたらトライナリーがあったね、ってお話なのでいつもどおり自分のお話ですが。
そうそう、そもそもなんで色々遊んでるのかって言うと今自分はカードゲームショップで働いてるからなんですよね。それをキッカケに色んな人と交流して色んなカードゲームを遊ぶようになりました。
プレイングはまだまだ未熟だし、甘い部分も多いですがそれでもきっと自分の世界を広げた交流には意味があって楽しいことなんだと思います。
そして私がこの道を選ぶことを決めたのは千羽鶴に笑って自分のやってきたことを話したいからです。自分の好きなもので、自分の好きなことをして、それで交流や関係が増えてるのはトライナリーに出会って、千羽鶴に出会って、自分の思いをきちんと形にして、それをしようと一歩踏み出したからです。
他の人から見たら何でもないことかもしれないですし、どうでもいいことかもしれませんがこの一歩のおかげで私は間違いなくとても楽しいです。
もちろんこういった企画、合同誌、Twitterでの交流もその一歩がキッカケなので、やっぱり自分はトライナリーのおかげでもう一度前を向くことを、生きることを選べたんだなと思います。
その過程でよくないこと、辛いこと、しんどいことも色々あると思います、なんならまぁそれなりに今もあります。それでも「これでよかった」と思えてるので、間違ってはないんだと思います。正しいかはわかりませんが、納得があるので私はきっと幸せなんです。
そんなこんなでお話も終わりです。いつもどおり最期に歌でもおすすめして〆にしますね

僕らは同じように生まれ

僕らは同じ世界を生きる

泣いて笑って

そう、生きていたいだけ








































そういえばなんで遊戯王の話してないのかって?
すると比じゃないレベルでくっそ長く話すからカットしたんですタイトルに画像使ってるし許して……
蛇足気味に話すと自分がカードゲームの楽しさを知ったのは遊戯王があったからこそなのでそういう意味ではこれも自分のルーツです。
遊戯王がなければ私はそもそも恐らく去年冬に同人誌を出してない、ってレベルで私の交友関係の大多数を作ってくれた存在ですしね(冗談抜きでマジで出せなかったと思う)
自分はこうやって自分の好きなもので色んな人との関わりができて、それを通じてやりとりをしたり、それをキッカケに別のなにかでその人と遊んだりするって言う関係がすごく好きでとても大切にしたいものだと思っています。
トライナリーでできたそれらも、そうであってほしいと、そうしたいと思っています。
なのでつまりはこれからもどうかよろしくね。

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