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第7回:タスクシュートはルーチンをこなすツールではなく自分を変えるツール


どうも、スマ( @suma_otasuma )です。

会社員をしながら、後ろ向きに後退というブログを運営したり、タスク管理初心者が中級者くらいになるのを手伝う事業をしたり、イラストを書いたりしています。

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さて、今回は
「タスクシュートはルーチンをこなすツールではなく自分を変えるツール」
というテーマでお話をします。


ルーチンを守ることを手放す

「タスクシュートってルーチンを入れて日々の生活を見積もりどおりに過ごすためのツールじゃないの??」

タスクシュートをはじめた頃は、日々の自分の生活が見えるようになって
毎日を見積もりどおりに過ごしたいと思うのではないでしょうか??

僕がタスクシュートを使い始めた頃は日々の割り込みタスクに辟易としていた頃なので、毎日をルーチンで動くことで仕事も生活も安定してすごく暮らしやすくなりました。


しかし、そんな生活が1ヶ月位続いた頃に日々の生活が固定化されているのにいまいち充実感は感じないというような状況になったんですよね。

理由としては「同じ毎日を繰り返しでは自分のできることしか出来ない」ということでした。


タスクシュートの記録は現実の自分の行動を映し出します。
だから、勉強できない日って勉強できないし、疲れて行動しない日は疲れて行動しない日として記録がされます。

それを現実だと受け入れると「じゃあこのタイミングで休憩が必要だな。最初から計画作りの時に休憩を入れておこう」という感じで休憩のルーチンを入れるようになります。

そして、毎週その時間はぐだぐだと休んでいる。。。


これでは生活の質は上がっていかないですよね。

現実を映し出した後には次のステップとして「ではどうすれば、この行動できない自分を変えることができるのか」ということを考えるようになったほうがいいと思います。


つまり、タスクシュートのルーチンは自分の行動を変えるための資料として使ったほうがいいというわけなんですよね。

記録を付けるだけでも十分生活が楽になるのですが、
その記録を分析したり、他の行動をするにはどうしたらいいのかを日々考えていくことが大事だと思っています。


良い習慣の最適化と悪い習慣を手放すこと

タスクシュートのルーチンや記録を元に自分の行動を変えていく方法を考えましょうということを話しました。

良い習慣と悪い習慣があるということはタスクシュートをしているあなたには言うまでもないですよね。


では悪い習慣をどうやって手放すことをすればいいのかという話になりますが、
これはもう一つしか無いと思います。

「仮説と検証を繰り返すこと」

✅もしかしたら、自分はこうやって行動したほうが日々の疲れを取ることができるんじゃないかな??
✅このタイミングの休憩は本当に必要なのかな??別のタイミングで休憩をすることでトータルの休憩時間は減るんじゃないかな??

こんなことを日々考えていく必要があるわけですね。

日々、「自分はどうやったら上手く行動できるようになるんだろう」と考えていくことで、最適化をするようになってきます。


このままではわかりにくいので、僕が実際にに手放した習慣と手放すことを辞めた習慣の話をしてみたいと思います↓

僕が最初に手放した習慣は「夜遅い帰宅の日に湯船に長く浸かること」です。
僕は20分ほど湯船に浸かりながら本を読むことが習慣だったのですが、
仕事が早く終わった日も帰宅が遅くなった日も同じように湯船で本を読んでいました。

しかし、タスクシュートで記録をとっていると帰宅が遅い日に湯船で本を読んだ日は中々根付くことが出来ないでいることが分かったのです。

帰宅が遅いと言ってもTVを見たりブログを書く時間を少し減らすようにしていたので、布団に入る時間が遅くなっているわけではありませんでした。

おそらく、湯船で体が温まっている状態から戻るタイミングや本を読んで脳が活性化している状態から眠れる状態になるまでに一定の時間がかかるのだと思います。
脳のアイシングが上手にできていなかったため眠ることができなくなっていたのだと思います。

そのため、僕は夜の帰宅が遅い日にはシャワーだけにして湯船で本を読むことを辞めました。

そのおかげで、多少帰宅が遅い日でも眠りにつくことが遅くなり翌日の朝活にまで影響が出ることはほとんどなくなりました。


逆に手放したことで失敗した習慣もあります。

僕は毎朝アプリで漫画連載を読む習慣があります。
毎日タイマーをかけて約20分ほど読むようにしているのですが、朝から漫画を読むのは悪習慣なのではないかと思って辞めようとしたことが何度かあります。

朝の漫画タイムをルーチンから消したり、朝ではなく夜に漫画を読むように変えたりしました。

結果としては、漫画を辞めたことで1日中モチベーションが上がらない日々が続きました。

僕は連載を100本ほど読んでいる漫画オタクなのですが、
朝一で好きなものに触れないでいると「今日も朝起きてから会社が終わるまでずっと自分の時間がないのか…」という低いテンションを一日中引きずるんですよね。

朝嫌なことがあった日はその日中ダメダメな日になってしまうという経験をしたことがある人も多いと思います。
漫画を読むことを辞めた僕にはそれと同じ現象が起きてしまっていました。


それからはなるべく朝は漫画を読むようにしています。
他の人から見たらムダだと思うかもしれないですけど、自分をうまく動かすためには大事なんですよね。

これは記録を取り続けていないと分からなかったことだと思います。


もちろん、読む漫画の数がむやみに増えないようには気をつけていて、
定期的に惰性で読んでいるような漫画は読むのを辞めるようにしたり、タイマーをかけて読みすぎないような工夫はしています。

今ボクにとって最適なのは、20分で6〜8本のマンガ連載を読むという流れです。
このルーチンが最も1日のモチベーションを高く出来ます。


タスクシュートは変わることを促進するツール

ここまで色々と実例を交えて話してきましたが、タスクシュートの記録を見ながら自分にとって最適だと思えるルーチンを作り込むことはぶっちゃけとてつもなく面倒です。。。

ちょっとしたことでルーチンが崩れることもしょっちゅうですし、去年は在宅ワークが普及したことで自分のルーチンが大きく崩れた経験をした人もいるかも知れません。

それ以外にも、その時のモチベーションだったり、体調だったり、夏と冬だったりと最適なルーチンは何かということを考えるに当たり影響を与える要素は沢山あります。


それでも、

✅毎日をグダグダとして終わりたくない!
✅将来の自分のために何かしらの行動をしたい!
✅自分の時間が足りない!
✅もっと趣味の時間を増やしたい!

こんな願望を持っている人は日々自分の行動を記録して改善していくしか無いのだと思っています…


タスクシュートは現実の行動を記録するためのツールです。
そして、過去の記録から今日の自分にできるであろう現実的な予定を見積もるツールです。

自分のままでより行動力を上げたり、生産性を上げたりするためには日々の記録を見て明日の自分の行動はどうしたらもっと良くなるかを考え続けるしか方法はないのです。

だからこそ、失敗は失敗として記録が残り、成功は成功と記録が残るタスクシュートは自分を変えることを促進するツールであると言えると思います。


まとめ

というわけで今回は「タスクシュートはルーチンをこなすツールではなく自分を変えるツールだ」というテーマでお話しました。

まとめると

・ルーチンを守ることを手放す
・良い習慣の最適化と悪い習慣を手放すこと
・タスクシュートは変わることを促進するツール

という感じ!


同じ毎日を繰り返すことにフォーカスしがちになるタスクシュートですが、
タスクシュートを変化するためのツールだという意識を持って使うようになると日々の振り返りや生活の質が上昇していきます!!


じゃあ、今回はそんな感じ。

またね!


タスクシュートのオープンチャットを作りました!

https://sumaotaku.com/openchattaskchute/

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