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子供の頃の想像力。

この世界はプログラムみたいな世界だったら?と考えていた。

ゲームの世界のような、

僕以外の人には意識って概念は無くて、最初からプログラムされた内容を話し、動き。上手いことやりながら、僕の世界の中に生きていて、存在出来て。

テレビに映った海外のニュースは実際には存在していなくて、ただ架空の映像が映って流れているだけ。実はこの世界には海外って所がありますよって僕に、そんな新しい概念を生み出させる。

僕の後ろ。目の届かない、見えない背後には、世界は無くて。僕が顔を振り返らせた時に世界が作られている。新しい土地に足を踏み入れた時に、新しい土地が誕生する。

僕はただ、自分の目で見える世界を見ているだけで、本当はこの体を操作できない。ただ傍観しているだけ。

僕の目の前で起きる事は「運命」と呼ばれるもので。初めから決まっていた運命が、ただ起こされている。

偶然は偶然に起きていなくて、必然的に起こされている。

この人生が終わった時に。
「お疲れ様でした」って言われて頭に被ったVRが外されたら面白いな。

そんな映画を見る感覚でこの世の中を想像するのは少し楽しかった。

そんなこと考えても結局出ない答えだけど。答えが無いからこそ沢山想像ができて楽しかった。

子供の頃はそんな事を常にいろいろ考えていたのに、そういえば大人になってから全く考えなくなったな。

子供ってなんであんなに想像力が高かったんだろう?いつの間に、そんな想像する事にもワクワクする事がなくなったのか?

大人になって頭の中よりも、
真面目に現実を見る事が多くなった。

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