問題を生んだ「子ども部屋」に共通しているもの
子供と住まい02
少年犯罪が増える理由 ー壊れた子どもを作る部屋ー
私たちの生活は、日常の何気ない仕種さえ、無意識のうちに住まいの構造によって習慣化されていることが案外多いものです。幼児期から思春期へと成長していく子どもにとって、住まいは人間形成の場そのもの。その住まいを子どもの躾や人間形成の場として強く意識している親は、極めて少ないのではないでしょうか。
親は、子ども自身の希望、受験勉強のための個室、という大義名分によって、快適すぎる子ども部屋を安易に与えてしまいがちで