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わたしが私で良かったと思う人である

2024年1月27日(土)

今日も生かされている。
これは当たり前のことではない。

そう思ったのは一昨年の3月に義理母が他界した時の第一発見者が私だったから。


人間って死ぬんだ・・・って。


当たり前のことだけど、わかっていなかったなぁ。



介護という経験の中で、寝たきりの義理母の世話は本当に大変な重労働だった。特に下の世話はある意味、想像を遥かに超えたものだった。

先の見えない暗いトンネルを手探りで進んで行く、ポジティブには捉えられない毎日。

これは不妊治療の時にも味わった経験に似ているような・・・でも、またちょっと違う感覚。


不妊治療は自分たちで終わりを決められるけど、介護はそういう訳にはいかない。

でも私の場合はあっけなく幕を閉じた。


あの経験は、自分といものに、ある意味とことん向き合う時間の連続だった。
三回の食事を与えに行く時に、私がいつも義理母にしていた質問。
今日、私が来たのは何回目?
その度に、1回目と答える義理母の言葉。

三回来ても一回目だって思うなら、一日一回来ればいいじゃないかと内心思う私。

座らせると口を開けてくる母に、それぐらい自分で食べれるでしょ。
何で頑張って生きないんだって思った。
なんでなんでって・・・寝たきりでもできることあるじゃん!感謝の言葉をいうとか笑顔でいるとかって、なんで義理母は生かされているんだろうとか、自分って本当は優しい人じゃなかったのか?と自問自答もした。

過去の義理母の行いを思い出して優しく接してあげられなくなってくる、私がいた。
私の大好きな主人にお前が来たから夫婦中が悪くなってって言ったという義理母。もうなんか、感情が揺れまくったなぁ。


でもあの日。
冷たくなっていた義理母に触った時、後悔という気持ちが押し寄せてきた。


そして自分の行いを毎晩振り返り、後悔し、何であの時・・・って思いが込み上げて、涙が止まらなって、寝れなくなってごめんなさいごめんなさいって謝り続けたなぁ。


そんな過去も経て


改めて自分の歴史を振り返ると本当に色んな経験をしてきたものだ。
これも私が経験したくて体感したくてしてきたものたち。

そこから色んな感情をいっぱいいっぱい感じて味わって生きてきた。


人間の醍醐味は感情を味わうこと、味わいきることだって最近の私は思っている。


幼少期から本当は悲しいのに、本当は寂しいのに、本当は甘えたいのに感情に蓋をして我慢し続け笑って誤魔化して生きていた。

4度の子宮筋腫の手術の意味が分かる?怒りでできたんだよって、ピースさんに言われた時は、誰に?って外に向かっていたベクトル。

今は自分自身に怒っていたんだなって分かる。




ありのままに生きる。

人間としての喜怒哀楽。

私はいつしか怒りをもっとも表現しないで生きてきた。
いや、違うな。怒りは第二感情だから、悲しみを感じないように生きてきたんだな。

勝手に人前で泣いてはいけないと母を見て思った幼少期。
本当に勝手に思い込んでいたなぁ。


そして今は本当にすぐ泣く(笑)


今まで泣けなかった分、本当によく泣くようになった。泣けるようになった。そんな私が今はとっても愛おしくも思えるようにもなった。


甘えたくても甘え方が分からなくって、可愛くない女性だって悩んだ20代。

今は家族にハグしまくれるようになった。


何でも先ず一歩がとっても勇気がいる。


母に幼少期の自分の気持ちを伝えるって決めた時も、人生で一番緊張したと思った、あの和裁の国家試験よりも遥かに緊張しまくった。


何でも先ず一歩がとてつもなく緊張の嵐(笑)


今は母には何でも言えるようになった。


なんであんなに緊張しまくったのか今の私は全くもって分からない(笑)
過ぎてしまうと忘れてしまう感情や思いがある。


だから敢えて記しておこう。って思った。


どんどん忘れていく思い。
それはある意味いいことなのかもしれない。

どんどん進化している。どんどん思い込みという枠から自分を解放していけてるから。


雁字搦めにならなければ、分からなかった感情を感謝を愛を今は、いっぱいいっぱい感じれるようになった。



どうして私は、ここに生まれてきたのか?
幼少期、お風呂場で投げかけ続きた質問。
いつも答えが出なくって、いつの間にか忘れて生きていた。


どうせ答えが出ないなら、楽しく生きるって思って決めてからも色んなことがあった。


そう、色んなことがあるからこそ、人生は楽しいんだと今はそう思えるようにもなった。


私が私で良かったと思える私である。

自分の行いはすべて、この私は知っているのだから。

自分に恥じない生き方をして、自分だけはダメダメな自分もぜ~~~んぶひっくるめて認め受け入れ愛していこう。


だって完璧な人間なんて、この世にいないのだから。


私は私を愛して生きよう。うん、そうしよう。


それでは、これからもよろしくね~私の身体ちゃん。
一緒に最期まで、この世を楽しみ切って生きようではあ~~~りませんか(笑)

あなたは、どうありたいですぁ?


私は人を笑顔に導ける人でありたい。あるって決めました。ってことは、私がとことん、自分を楽しませないとじゃないですかぁ~本当にワクワク楽しまなきゃだわ。うふふのふ(笑)


ではでは~最後まで読んで頂けた方にとって、愛溢れる人生が送れますように。読まなくっても全世界の人々がそれぞれの幸せな日々をおくれますように。思いは自由。ルン♪ル♪ルン♪





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