「もしかして最強の古着屋はブックオフなのではないのか」について
今の時代はユニクロやらGUとかファストファッションの店舗が日本のそこらじゅうにあって、一昔前と比較したら安価で高品質な衣服が誰でも手に入れやすくなった。
とは言っても 衣服においそれとまわせる余裕のあるお金はそんなに無いのが底辺サラリーマンの現実だ。しかし底辺サラリーマンの僕でも見た目は小綺麗にしておきたいし、「ワンさんっていつも死んだ目をしてるけど普段はオシャレなのねー」と思われたい願望がある。
そう、女性にお金を払わなくてもモテる男になりたいのだ。
お金に余裕は無いけど新しく服を買いたいとなると、購入先の選択肢は必然的にused品となる。まあ服に限らずあらゆる生活物資はused品で揃えられる時代だ。特に衣類においては(自分の中での)流行り廃りもあるし、一年中同じ服を着ているわけでは無い。そんなものに何万円も使うなんてアホらしいですわ。
SDGsとか環境問題が世界的な流行りとなり、生産した量の半分あまりが売れずに廃棄されるというアパレル業界にも関心が寄せられるようになって、衣服のリユース業界がここ5年くらいで活動を活発させているように見える。低賃金での物価高の影響もあるのだろうけど。
最寄りの駅まわりにも新規の古着屋が数店舗オープンしているし、郊外にある大規模な古着屋の駐車場はいつも満車だ。
数十年前の古着屋は大して値段の安く無い 店主こだわりの服ばかり置いてあった印象があるが、今ではチェーン展開している古着屋も多くインターネットの普及もありどこも適正価格で販売されているようだ。
セカンドストリートやトレジャーファクトリーなどのチェーン店や独立した古着屋、街で見つければ必ず中を覗くようにしている。
その中でも僕のおすすめの古着屋はブックオフだ。古本販売のイメージのブックオフだが、ブックオフプラス名義の店舗や、郊外の大規模店舗には古着が売られているのだ。
ブックオフが優れているのは、衣類の分別が徹底されていることだ。
ある程度知られたメーカー品はきちんと他の商品とは棚で分別されているし、店舗によってはその衣類のサイズまでハンガーにタグ付けされている。
ジャケットだけとってもダウンジャケットやらジップジャケットやらボタンジャケット等々、仕分けされているので とても探しやすいのだ。
古本の仕分けノウハウが活かされているのだろうか?
ある店舗では大量にあるTシャツやスウェットを色ごとに並べていてちょっと笑ってしまった。
定期的に割引セールもやっているし、普段から全体的にブックオフの古着は割安な印象だ。雑多に詰め込まれた古着からお気に入りを見つけるトレジャーハンター的楽しみは薄れる古着屋だけど、店舗数も多いので各地を巡るのも面白そうだ。
以前訪れた「BOOKOFF SUPER BAZAAR 409号川崎港町店」は凄い。川崎に行く機会があったらぜひ寄ってみてほしい(あんま無いかもしれないけど…)。
とにかく広い。古本や古着どころか家電や家具などなんでもある大型リサイクルショップだが、古着の販売点数が半端ない。棚が何列あるのか分からないほどで、きちんと見ていったら数時間はかかりそうだ。しかも前述の通り商品はきちんと分別されているので目当てが見つけやすい。
新品の服を買うのが馬鹿馬鹿しくなるほど、上から下まで揃えられる。
でも色々買うんだけど、結局着ない服ばかりなんだよね。そのうちクローゼットがパンパンになって、それらの服たちを処分したりして。元が安いのでそんなダメージは無いけれど。
そして結局今日もいつもと同じような服で外に出るのだ。モテたいなぁ。
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