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【①#0】20年貯めた突然のメッセージ

2000年から「スピリチュアルカウンセリング」と後に言われる職業を生業としてきた。
主に透視リーディングは口コミで全国から来客があり各地に出張もさせていただいた。
多くの方から「すごい」と言われたが、当の本人はセッション内容をまったく覚えていない。何を言ったか聞いたかわからないので、評価することも、自己満足に浸ることもできない。
そんなにスゴイのなら私も受けてみたいが、残念ながらこの世で私だけが私のセッションを受けることができない。

そんな私にいつからか突然メッセージが浮かぶようになった。開業してしばらくしたころだ。
トイレの中や入浴中、寝ているときに。
まったく意図もなく、突然に。

当時仲良くしていたクライアントさんに内容を話すと、「鳥肌ものなので、出てきた言葉はメモを取るようにし、みんなに伝えてください。」とメモ用紙を渡されたが、いつも突然なのでそれに書けない。
しかたがないのでお風呂の時は脱衣所に携帯電話を置いておき、慌てて途中で風呂から出るか、繰り返し復唱してできるだけ覚えておくようにし、携帯電話のメールに入力するようにした。
寝ているときにもメッセージがやってきて目を覚まし「ああ、もう!!」と思いながらも起きて携帯メールに書くようにした。
困ったことに「こんなことなら覚えていられる」という簡単なことさえも何故だかすぐに消えていってしまう。感覚はあるのだが言葉が思い出せない。
すぐに書いておかないと。
それからはメッセージが出てきたらその辺にある紙に殴り書きし書き留めたた。紛失してしまうことも多々あったが・・・。
2007年ころからしばらくの間、パソコンに向かうと自動書記のようにつらつらと長文の文章を打つこともあった。

突然湧き出る言葉。メッセージ。
時にはその言葉に涙が止まらないこともあった。今の私への叱咤激励、考えや思い方を広げる言葉であったりもした。
素敵な綺麗な言葉だけではない。キツイ言葉もある。
対話になっているもの、長い文章も、一言の短いものもある。
時にはまったくそれが理解できないこともあった。
直ぐに理解できない言葉も、日々の体験を経ていくことによってわかる時がくる。
それだけではない、時間が経つにつれその言葉の意味や重み、深さ、その言葉を多角的に捉えられるようになる。
今、読み返してみるとその言葉に含まれる深淵さに驚かされる。まるで言葉が生きているかのように。
単純な言葉の中にある大きさ、奥深さ。

メモ用紙をくれた彼女は「みんなに伝えてください」としきりに言っていたが、今のようにスマホやアプリなどがない時代。その場で残すためのツールは紙かメールか。書き残したものを伝えるツールも今のようになかったので、どのように伝えたらいいのか方法がわからず、あれから約20年経ってしまった。
やっとこのような形で伝えることができる。

メモを取れず、時々その言葉が流れてしまうこともあるが、書き貯めておけたメッセージは500くらいあるのではないかな?
パソコンに入れていないものもあるし。

今では多くのスピリチュアルリーダーが誕生し、メッセージを簡単に伝えられる時代になった。人々の意識も格段に進化している。
ここに書くものはもう古いかもしれない。今では誰もが知っていることかもしれない。
しかし、私を救い、成長させてくれた内側からくる突然のメッセージ。
公開しシェアしていこうとおもう。

もしかすると初期の頃のものは日記に書いていて、処分してしまったかもしれないが、貯めてあるものは出していこう。

あなたのココロにも響けば嬉しいな。


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