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仮想世界と現実のコネクト方法について(思考の整理)

NFTのキャラクターたくさん
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むかしドラゴンボールがリアルに存在したら、それを巡って抗争とか大きなお金のやり取りとか発生するんだろうなとか妄想して、
とりあえず井の頭公園にGPS仕込んだボールを散らして、ドラゴンレーダーみたいなアプリで探せるみたいなのつくったら面白そうだなって思ってつくろうとしたのだけど、
秋月で買ってきたマイコンボタン電池だからぜんぜんもたないなとか、やっぱり防水必要かなとか、アプリ大変だからウェブ上にしよっかなとか、、
今考えたら車用GPS買ってきてそのまま流用すればまだ楽だったのかもだけど、とにかく諸々面倒くさくて断念した記憶がある
そもそも7つ集めた人の願いを叶えることはぼくにはできないってのもあるし笑

2年前に海外のアートフェアに行けなくなって、若干廃人気味になってハイラルにしばらく住んでた時、この架空の世界と現実の世界をつなげられたら面白いなってふんわり思いはじめた記憶があって、
ちょうどその頃くらいにNFTが流行りはじめて、ぼくもやってみたのだけどその時はよくわからず、作品をアップするだけで多額のフィアットマネーを溶かして何なんだこれはって思ってたのだけど、
Crypto KittiesってネコのNFTを買ってみて、ただの画像なのにすごい存在感があるのを感じた

理論とか想像は実体験と大きく異なることってよくある
やる前はオンラインゲーム上でなんか言われても他人だしぜんぜん気にならないと思ってたけど、実際やってみるとチャットで「ここはおれの狩場だ!」とか怒られると、なんか本当すみませんって気持ちになるのとか。。(なんの話?笑)
仮想通貨みたいなものでの取引なんて価格が気になって仕方がなさそうって思ってたのだって、ポラリティとか実際はそんなに気にならないし(まぁ今みたいに大暴落してたら少し気になるけど笑)

NFTって実質ただの画像なのだけど、ブロックチェーン上にあるって知識があるからかすごい所有感があって、
そもそも思考や知識が価値を決めるというのは現代アートの専売特許みたいなものだし、とにかくこのNFTというものに仮想世界と現実をつなぐヒントがありそうだなって思った

そんな中でもうすぐローンチされる(夏くらい?)Isekai battleってゲームが思考の上で現実と架空の世界をつなげそうだなって思ってるってはなし
世界中に散らばった7つのエレメントを持ったシンキってアイテムを集めるためにみんなで奪い合いのバトルをするってゲーム
グラフィック的には80年代みたいなドット絵になるみたいなんだけど、そのアイテムがフルオンチェーンって超豪華なNFTになってることで、思想的というか知識的にそれが超貴重なものを奪い合ってるって感覚になるって仕組み(物理的にやろうと思うと超大変な仕組みを、ブロックチェーンを使えばこうやって作り上げることができるんだなって、すごいよね)

今世の中にある99.9%以上(言い過ぎ?)のNFTの画像はサーバー上にあって、そのURLがチェーン上にあるだけなのだけど、フルオンチェーンはその情報のすべてがオンチェーンにあるってやつ
チェーンに書き込むのってすごいコストがかかって、簡単な承認だけとかだとそんなにかからないのだけど、そこに書き込む情報が多ければ多いほど高くなってくる
ぼくも作ろうとしたからわかるのだけど、画像データをSVG→Base64みたいにコードで表示できる拡張子に変換する必要があって、これが普通の画像とかだとすぐに何千行とかいってしまう
だからドット絵みたいな単純な絵柄になるわけだけど、
そもそもチェーンに書き込める情報量っていうのが、今のぼくらの感覚ではものすごく小さくって、たとえばイーサリアムチェーンだと48kbとか、これって半角4,800文字とか入れたらすぐに満杯わっちゃうわけで、
これドット絵でもすぐに数百とか数千文字とかいってしまうから、前に作ろうとしたときにはやばいこんなにガス代かかんの?って事んなった記憶がある(テストネットのダミートークンだったからよかったけど

言いたいのは、こんだけ貴重なものだって知識があるから現実の世界でもぼくはこれには価値があるって感じるんだろうなっていうこと
たとえば、金の延べ棒を奪い合うってゲームがあったらけっこうみんな必死になるよね、
でもそれが実際は金メッキしたカロリーメートだったって分かったらみんなテンション下がるかな、
でもさらにそれが食品の外観を金色にして物の価値について考えるみたいな、世界的に評価されてる現代アートだったとしたらまた価値を感じることになるのかなとか(何のはなし?)、思考や知識によって価値はどんどん変わってくる

さらに脱線するけど、昔見た映画のワンシーンでおじいさんが小さい子に「このチケットをあげよう」ってただの紙切れをめっちゃ大切なものを扱うような所作であげたら、その小さな子の中ではチケットはめっちゃ価値の高いものになっているみたいなのがあって、
物の価値っていうのは希少性とかそのものが持つ価値と、周りからの扱いとか印象とか評価にも影響を受けるもので、
それで言うとこのフルオンチェーンNFTの価値は、その構造(超永続性があること)とかかかってるコストの時点でかなり価値があって、さらにその扱われ方とか見られ方次第でさらに価値が上がっていきそうだなって

ぼくとかみたいにフルオンチェーンのことを少しでも知ってる人間にとっては価値が高いって分かって感覚的にも貴重なものっていうのがあるけど、ぜんぜん知らない人にとってはどんな感じになるんだろうか?とか、
周りの人が大切に扱ってるから貴重なものだと感じてくるのかな?とか、そもそもぼく自身もこの知識だけで本当に貴重なものと感じられるのだろうか?とか、
はやくやってみてその辺の感覚を知りたいなって思ってる

今話題んなってる(なってた?)stepnとかも、投機的なことばっかり話されてて勿体無いなと思うのだけど、あれの本当の価値はブロックチェーンと現実の世界で歩くという行動をコネクトしたことなんじゃないかなって思う
ポケモンGOもそうだったのだけど、物理的な方法に加えて思想とか思想の仕組が仮想世界と現実をつなげるのに鍵になりそうだなって考えてるって話 :-)

ゲームのことは創業者のPajiさんがたくさんお話ししてるので、ぜひきいてみてくださいませ◎ 
https://r.voicy.jp/j079X0D9env

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