見出し画像

舞台演劇と映像演劇の話

推しメンが初舞台に出演して「舞台たくさん見てるみたいだからアドバイスとか意見お願い!」と言われ、「どうせあんま見ないんだろうなぁ」とは思いつつ言われたらやっちゃうオタクです。

舞台演劇好きだけど、生でそんなに見たことあるかって言われたらそんな多くもなくて、
・舞台版魔法少女マジカルジャシリカ〜マジカル零〜
・咲く声、ふわらと舞い降りて、
・ネコにマタタビ♡アキバにオタク
・機界戦隊ゼンカイジャーファイナルライブツアー
・暴太郎戦隊ドンブラザーズファイナルライブツアー
・舞台 キングダム
とまぁ6作品くらいのもので。

円盤でだともうちょっと多くて、

・マジカルジャシリカシリーズ
・勇者セイヤンシリーズ
・世界はCUBEで出来ている
・アリスインデッドリースクールコネクト

あとは配信でパラパラと見ているくらいである。
今回推しが出演する舞台「トラブルメーカーwww2」の前作,「トラブルメーカーwww」も配信で見ていた。

舞台演劇と映像演劇の違いは、勿論たくさんあると思うが、
1番気にしているのは「切り抜き」があるかどうかだろうか。
映像演劇だとカメラから撮られたシーンしか見る事は出来ず、その周りが見えるわけではない。
他に役者がいたとしても、カメラで映る範囲,編集で限られた範囲でしか見ることが出来ない。

だが、舞台演劇だとそうではない。勿論,舞台上に上がっている人しか見れないが、舞台上であれば好きな場所を観れるのだ。

例えば誰かが喋ってるシーン。
映像であれば喋ってる人,もしくは聞いてる人に焦点を当てることが多いだろう。
しかし、舞台であれば、喋ってるシーンの裏でまた別の役者が演技をしているのを見ることが出来る。
勿論、通常であれば喋っている演者に目を向けるものだろう。
しかし、2回目,3回目と見るうちに、その奥にいる役者が何をしているのか、そう言った部分を見る楽しさもある。

またよく言われるが「舞台は生もの」という。
「同じ舞台を何回も見て何の意味があるの?」という意見もあるかもしれないが、舞台は複数見てこそなお楽しめる体験型コンテンツである。
上述の通り,1度目とは違う視点で見る楽しさもある。
だが、「生もの」というともっと違う意味がある。
それは役者の演技の違いである。
舞台は基本,複数回公演を行う。そうなると、初回の演技と千秋楽(最後)の演技ではまた違ったものになるだろう。
なんならマチネ(昼公演)とソワレ(夜公演)でも違うものだ。
特に,演技だけでなくアドリブを織り交ぜる舞台も多い。その違いを楽しむのも一興である。
そして当日ゲストが変わるなら尚更だ。

とはいえ(ここまで語ってなんだが)、
劇団ディアステージの当日ゲストは、傾向としてアドリブが多い印象がある。。。
これに関してはもう頑張ってくれとしか言いようがない。
ただ、個人的な意見を言わせて頂くと、演劇に正解はきっとない。
「この人は細かい演技をしている」「この人は大胆な演技をしている」色んな演じ方があると思う。
他人と比べるより、自分の楽しめるように演じた方が、きっと客も楽しめると思う。

色々な解釈がある、だから自分の解釈が間違ってるわけではない。
そう思って演じてくれたらなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?