見出し画像

劇場版「推しが武道館行ったら死ぬ」を見て

劇場版推しが武道館行ったら死ぬ(通称「推し武道」)を本日観劇してきました。
その感想をちょちょっと綴らせて頂きます。

✳︎以下ネタバレありのため注意

率直な結論を言うと面白かった。
というか泣いた。思いっきり泣いた。

内容は原作を主軸にしつつ、オリジナルストーリーに展開されていた。

最初は本当にただの紹介で、ドラマ版の振り返りのような話をしつつ、
本編へ。
簡単に説明すると、東京ライブ(五反田)にえりぴよは新作パンのプレゼンで来られず(間に合わなかった)、まいなは足に怪我をしてしまった。
怪我が原因でライブも出れず、ドアストッパーのCMにも出れず、1人置いてけぼりになる。
めいぷると対バンするも、まいなは怪我で出られなかったが後ろからライブを見ていた。
「自分がいなくても楽しんでるえりぴよ」、「まいないない方が収まりあるよね」というオタクの発言を聞いてしまい、自分がいない方がいいんだ、邪魔になるんだと落ち込んでしまう。
社長に辞めようと相談するまで思い詰めていたが、えりぴよの新作パン(サーモンピンクパン)を売る姿を見て、そしてえりぴよには内緒で同僚ちゃんがサーモンピンクパンを渡してくれて、自分の居場所を見つけたような気持ちになる。(サーモンピンクパンは何故かバズって大人気…)
そしてドアストッパーのCM効果で地上波に出ることになるも、最初まいなはCMに出てないからと参加出来ない予定だったが、れおの計らいでテレビ出演に。
その時着てた服が440円ということでバズる。
人気になるまいな、440円ちゃんとしか呼ばれず、名前で呼ばれないことを悩むも、原作通りえりぴよが「まいなちゃんって呼んでください!」と一喝。
そして七夕祭。3曲目の新曲で「まいなをセンターにしよう」とみんなが話してまいながセンターに。(ちょっとご都合主義展開な気もしつつ)
まいながセンターになることを緊張してるのを励ますえりぴよ。頑張るまいな。
新曲「私たちが武道館に行ったら」
ライブ後の特典会でまいなが、えりぴよに自分の思いの丈を話す。(ここでガン泣きした。)
最後は次のセンターは誰かと盛り上がる中、「まいなはセンターだろうが何だろうが私の1番」というえりぴよさんのモノローグが出るのであった。

推し武道、原作もアニメもドラマも、いい感じに現実と理想が織り混ざって、いい塩梅で作られた話だなぁと思う。
ドラマは結構非オタ向けに説明とか多くて分かりやすくしてるかなと思った。
人気がないアイドルの悲しみ、アイドルに好かれているのかわからない苦しみ、アイドルが人気出て自分のこといらなくなるんじゃないかなって思ってしまう気持ち。
なんだか色々わかるなぁって感情移入してしまった。

とても楽しかったのでおすすめです。

P.S.さゆりんごをキャスティングした人世界に認められてほしい。あとくまささん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?