なんでもない事25
8月に突入した。毎日とても暑い。
こういう日にクーラーの効いた部屋で冷たい果物を食べるとものすごくリッチな気持ちになれるのでオススメ。
桃が美味しい季節になったものだなあ。
~ローマ数字の話~
ローマ数字が読めないというだけの話だ。
最近家族が自分の持っている黒執事を読み始めたのだが、いっきに数冊持ち運ぶ&読み終えた本をどこにでも(リビング、自室、トイレ、洗面所etc…)置くので、仕方なく自分がなおしている。
……。
なおしているのだが、黒執事の巻数は123…ではなくてⅠⅡⅢ...とローマ数字が採用されている事をご存じだろうか。
そうである。自分はローマ数字が読めないのである。
ⅠⅡⅢは分かる。しかしⅣⅤⅥあたりから分からなくなる。
あ、いや、Ⅴもギリギリ分かるかもしれない……(混乱
そして黒執事は現在34巻まで出ている。
34って、ローマ数字にするとどういう表記になるかご存じだろうか。
ⅩⅩⅩⅣである。ほら、もう分からない。
Xが多分10で、それが3つあるからⅩⅩⅩで、それプラス4だからⅣになる。落ち着いて考えたら理解できるが、普段馴染みがなさ過ぎて分からなくなる。
まあ黒執事の場合は本の最後の方のページに数字を振ってくれているのでなんとかなるのだが、ローマ時代の人達はよくこんな難しい表記を使いこなしていたものだなあと感心する。
昔の人の方が頭が良かったのは明白である。
着地点がわからなくなってしまったので、この話はここで終わり。
皆も黒執事を借りたら出来るだけ順番通りに並べて返そう。そういう話である。
~お菓子売りのマッチョの話~
何を言っているのか、ついに頭が壊れたのかと思われるかもしれないが安心して欲しい。これは実話である。
閑話休題。
まるで童話のタイトルのような小見出しだが、先日本当にお菓子売りのマッチョが来たらしい。
自分は仕事で不在だったので、以下は聞いた話になる。
とあるクソ暑い日の昼下がり。
インターホンが鳴って家族が出ると、デカい保冷バックを背負った白い歯をむき出しにして微笑むマッチョが立っていた。
要件を聞くと、「お菓子はいかがですか」との事。
つまるところまあ、訪問販売的なアレである。
マッチョはご丁寧にメニュー表を出して、オススメのお菓子の紹介をしていく。
売っているのは洋菓子系だったらしい。
以上が家族とお菓子売りのマッチョの遭遇篇の全容である。
好奇心の強い北極に住まうペンギンのような家族は、なんとそのお菓子売りのマッチョからお菓子を買い、どうしてこんな事をしているのか聞いたらしい。
詳しい話はしてくれなかったが(多分市場調査かなんかか?)洋菓子を売るために練り歩いているとの事だった。そんなの見りゃ分かる。
しかも日ごとに一駅ずつ練り歩く場所を遠くしていっているのだとか。
分かりやすく説明するなら、大阪の梅田にマッチョの拠点があるとして、1日目は淀屋橋、2日目は本町、3日目は心斎橋……と、拠点からどんどん離れたところへ売りに行っている。府民なら分かって貰えるだろうか。
勿論食品を売っているので、梅田~その日練り歩く場所までは電車を使っている。
念のために家族は領収書も貰って会社を調べたらしいのだが、一応実在する会社らしい。(しかしそんなのいくらでも捏造出来るしやっぱり怪しい)
にしてもそのマッチョ、怪しさ満点なのは間違いないが、家族曰く「白い歯で爽やかにほほ笑みかけられるとどうしても悪気があるようには見えなかった」のだと。
いやいや、聖母のような穏やかで慈愛に満ちた表情で人殺す人間もいるこのセカイでそんな……
ちなみに買ったお菓子はこちら。
お菓子自体はまあ普通……北海道に工場を構えているらしい。
調べてみると2022年の時点でお値段は1,200円~1,300円。
家族が買った時の売値は1,400円だったので、人件費や原材料の値上がり、輸送費等考慮してもまあ妥当だろう。
より詳しく調べていると、どうもリアカーでの移動販売&訪問販売がよくある業務スタイルらしい。うちにはマッチョが背負ってやってきたが。
マッチョから貰った領収書もこの販売者の会社名とは違うようだったので、多くの仲介業者が買って各地で販売しているのだろう。
肝心の味だが、まだ食べてないので食べたら報告しようと思う。
何が言いたかったかと言うと、怪しい人から物を買ってはいけません。
という事である。先日はお菓子だったが、その情報が今後どのように悪用されるかは測り知れないのである。
それだけ。
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