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地獄旅 1-3 岩手③みやこのじょうど

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咲・友・論!

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宮古の町を看板鑑賞しながら右往左往。ナビを見ているのにすぐ方向を間違えます。目指すは観光客向け?の市場。

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ずいぶん気合入ったポスターがあったのでなにかのタイアップ企画かと思ったら宮古で開催されてるアニクライベントのオフィシャルナビゲーターキャラみたいですね。( https://twitter.com/a_miyakura )岩手県にはコミックいわて( http://comiciwate.jp/ )なんて出版企画もあるみたいです。駅で本を売ってるのを見ました。10周年と表紙にあるからかなり継続的にやってる企画なんだね。

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市場の食堂へ。「産地の市場で旬のウニ食べちゃる」などと思っていたのだけれど、他のメニューが思った以上にインパクトが強く一瞬で決意がくじけてしまいました。ちょっとアクリル板の影に隠れてるけど、真タラの漬け丼…ソレって、タラをお刺身で食べるってコト!?

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あっ…うまいなこれ。よかった、これが「正解」だ。おいしいウニはお金を出せばどこでも食べられるけど、このタラの漬け丼はここじゃないと食べられない気がします。値段も錚々たるごちそうアベンジャーズの中ではわりと手頃な1200円。

あとで知った事ですが、この宮古の真鱈は単体でお祭りイベントが開かれるほどの名物だったようです。こうして刺し身で出せるのもめちゃくちゃ鮮度が良いから、って事みたい。

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市場の商品も色々魅力的なものが多かった。本日は夜に食料調達が出来るか不明だったので、おやつにどんこの肝あえとゲソ天も買いました。地獄旅とは銘打ったものの、今回は完全に観光旅行だな…たまには贅沢するのもいいか。この市場、またごはんを食べに来たいなあ。商品見てるだけでも楽しい。

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カップル等間隔の地、浄土ヶ浜。

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海キャットがぼんやり波に流されたり、観光客からおやつを貰ったり、どこを見ているとも付かぬ目をして澄んだ水の上に群れていた。

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レストハウス。時間も遅いしやっているかどうか不明なので、今回は立ち寄りませんでした。ちなみに、2階の窓の上あたり、ちょうどこちらから見て建物のカドになっているあたりに黒いタイルのディテールがあるのが見えますでしょうか。

3.11の時は、ここまでが波の下に沈みました。

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平時は海でスワンボートが運用できるくらい穏やかなんだけどね。

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ちなみに今回はいろいろあり、当地を代表する一番グレード高そうなホテル「浄土ヶ浜パークホテル」に宿泊することにしました。夕食なしの朝食バイキングつきで宿泊費が10000円を越えてる!普段だったら絶対選ばないチョイスですが、世間はまだコロナが落ち着きを見せていない状況です。普段のように飛び込みで小さい宿を取ったりドミトリーのホステルに泊まったりは検討から除外する必要がありました。

こういう宿に泊まったからこそ見えてくる風景もありました。地元の人やタクシードライバーが「パークさん」とさん付けで呼ぶ、このホテルの当地の顔としての存在感。そして、まだ初々しさの残る若きホテルマンが多く働く姿。このホテルはこの町に、プライドと活気と雇用を生み出しているな、って思いました。外国のお客さんもいっぱいいたけど、アラブ・アジア圏っぽい人よりも欧米っぽい雰囲気の人が多いなとぱっと見の印象では感じました。最近じゃ珍しいね。平成のころの「ガイジンサン」のイメージを体現したような人達ばっかって。

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翌朝。朝食バイキングで暴虐の限りを尽くす。

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あんこで和えたうどん、「あずきはっとう」です。郷土料理。「甘さがぜいたくさ」「小麦・小豆=米を使わないで作れるおいしいもの」というコンセプトを感じる。

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気仙沼を目指し、三陸鉄道でBRTへの乗換え駅である盛までのきっぷを買います。ここまで来ると、乗換駅までの切符と大差ない金額で鮫駅行きの切符も買えちゃう感じですね。かわいい電車で再び移動再開。

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サーモンラン!?スプラトゥーン2か!って一瞬思った

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井上ひさしの「吉里吉里人」でかつて全国に名を知られた吉里吉里駅。ここにもどうぶつ木彫りが…なんだか妙な雰囲気だな?これ

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「大漁!」巨大な鮭をかかげ勝どきを上げるネコグンダン。その進む先には…身を寄せ合う熊ファミリー!

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無慈悲なる鮭パンチが、今二人を襲う!ラストブロンクス東京番外地!!

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釜石通過。ここは工業港の町って感じだな。ここに泊まる計画にしなくてよかったかも。画像は転車台。ぐるって回転して電車の向きを前後ひっくりかえすびっくりどっきりメカです。

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恋が浜駅で電車の行き違い休憩。願いを書いたホタテの殻が駅舎にたくさん。

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さて、この後盛~気仙沼に向かうのですが、このあたりが写真が全く残っていません。動画を撮ってたり、乗換時間が殆ど無かったり、盛から乗り込んだBRTが思ったより混んだり、眠くなったり。そういうこともあるね。

というわけで、次回は気仙沼駅到着から話を再開しようとおもいます。

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