私が発信できなかった間の話と叶えたいこと
こんにちは!うつ病情報を発信しているやびーです。今回は私が発信をうまくできなかった間の話、本当は叶えたいことをお話します。
私は4年前、うつ病に役立つマンガを当事者として発信し始めました。嬉しいことにたくさんの人が見てくれて、うつ病マンガは100話を超え、ツイッターのフォロワーも1万人を超えました。
YouTubeをしたり、オンラインコミュニティを作ったり、雑誌を作ったり、いろんなことに挑戦しました。
ところが、2年ほど前からうまく活動ができなくなっていました。理由はいくつかありますが、今も解決できていないのが、お金を稼げないことです。
家族にたくさん頼ってるので、働きたい気持ちもあるし、ボランティアや趣味では限界を感じていました。
お金があればスタッフを入れられる、ブログの維持にもお金がかかる、メンタルヘルスの勉強のために本も買うし、私も長い時間やたくさんの思いをこめて作品を作っています。
尽くすだけでは活動を継続したり、サポートを充実させるのが難しい。でもなかなかビジネスにできなくて。そんな時期が続いていくにつれて、少しずつ疲れていきました。
去年の春、アルバイトに申し込みました。そこの社長さんに気に入ってもらえて、「本当はビジネスがしたい」という話をしました。
「ビジネスって、人の役に立ってありがとうの証にお金をもらうものですよね。」というと、その社長さんは
「半分は正解。金額はその人の所得の割合によるんだよ」と言いました。「例えばホームレスに対するビジネスをしても儲からない。それよりはお金持ちに対するビジネスをして税金を納めた方がためになる」と。
うつ病の人は働けない人も多い。メンタルヘルス分野はとてもビジネスにしづらい分野。わかっていたつもりだったけど、改めて痛感しました。
その後、それでも福祉に関わりたい。なにかメンタルヘルスに還元できる仕事がしたいと模索していました。その一環で、東京に旅行に行った時のことです。
幸運なことに、オンラインカウンセリングで有名なコトリーの代表、けこさんとお話する機会をもらいました。
代表はお客さんの顔が見えにくい仕事。そんな中、どのようにモチベーションを保っているのか聞きました。
「私はメンタルヘルス市場に流れるお金の量を増やすことを使命だと思っているから、市場全体をみて判断するのが仕事」のような言葉をもらいました。これが経営者なんだな、かっこいいなと思いました。
今年の春、体調が落ち着いて、「なにか私にできることをしたいな」と思って企画したのが今回の『オンライン遠足プラネタリウム』。
うつ病をはじめとする、外に出るのが難しい人がお家でおでかけ気分を楽しめるイベント!
このイベントの目的は主に3つ。①外にでるのが難しい人が楽しめること、②人と会っても話題がない苦しさを軽減すること、そして③メンタルヘルスをビジネスにチャレンジすること。
今回は参加費をいただくことで、スタッフやゲストをお願いできました。協力してくれる人にもありがとうができる。うまくいけば、次回も続いていく。それが目標です!
正直まだ怖い。ずっと怖い。私がちゃんと活動に向き合えないと、人を助けることなんてできない。でも諦めて仕事を見つける
道だってある。
本当はもっと自信をもって、これが仕事だってメンタルヘルスに関わりたい。毎日毎日病気で苦しんでる人を少しでも助けたい、あんな思いを誰にもしてほしくない。
だからこそ、自分を犠牲にするんじゃなくて、みんなでサポートして、継続できる方法を見つけたいなぁ。
とにかく今することは、イベントを絶対いい時間にすること!ささやかでも、ほっとする時間にしたいな。
おわり!
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