メイクと私

私は博士課程に在籍する大学院生です。

研究の世界に足を踏み入れた当初(学部生から修士課程前半くらい)は、学会に参加するときは化粧は控えめ・ピアスも小さめの、派手でないものをつけていました。それから数年。今では、化粧を控えめなど意識せずいつも通り(流石にド派手なメイクはしない)になりました。この変化はなぜ起こったのか・(私の知る範囲での)周りの反応・私はなぜメイクをするのかについて書いていきます。

なぜ好きなメイクをするようになったのか

単純に、メイクが好きになった・こだわりを持つようになったことに加えて、大きな変化として「ナメられない」ことが私の中でかなり重要なポイントとなったことが挙げられます。私童顔なんですぅー、みたいなことをいうつもりは毛頭ありませんが、私は化粧をちゃんとしたあとの顔の方が強そうに見えるので好きです。大人っぽくなるので。

「ナメられない」というと学会に喧嘩しに来てんのかお前は、と思われるかもしれません。ですが実際には学会、たまにド失礼な方や、人間との距離感の詰め方がバグってる方がいらっしゃいます。これは学会に限った話ではないのですが、研究者にとって学会は色々な人と会う場なのでこう書きました。そんな中で、控えめメイク=大人しそう、と思われるのが嫌になってきたこと、失礼抜かしてきたら(心の中で)フッ叩くぞ、という思いも込めて私は現在、好きなメイクをして、自分を鼓舞すること、自分自身を武装するを心がけています。第一、学会で他にの人に研究を紹介する上で胸を張って堂々と話すことは何よりも大事ですからね。

色々話が飛びましたが、自分が一番好きな状態で表に出たい。というのが一番大きな理由です。メイクをする理由は社会人としてのマナー・身だしなみだったりもするかと思いますが、私は自分のためにメイクをしています。

周りの反応・意見

私の普段の化粧は大体、普通の社会人の方と同じくらいの濃さだと認識しています。ごくたまーに化粧気合入ってるね、と男性の同期に言われます。そういうときは大体リップが少し強めのものです(その日は青みピンクのリップでした)

大学・研究者の世界では女性が圧倒的に少ない・(分野にもよりますが)化粧をバッチリする人が少ないので、自分では化粧濃い認識がなくともそう思われるのかもしれません。


最後に

今回は、私がなぜ好きなメイクをするようになったのかということについて書きました。この記事はメイクをしない人を否定する、メイクをすべきという意図はありません。みんな好きな服装・髪型でいて欲しい、外見で判断されるということはがあって欲しくないというのが正直なところです。

私個人の方針として、メイクの力を借りて1番好きな顔で、胸を張って、堂々と本質(=研究の内容・質)で勝負していきたいと思います。頑張ります。

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