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スコウスの!連載小説『 15ちゃい 』

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あの童貞の頃のプラトニックな気持ちに戻れてしまう小説となっております。
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#オリジナル短編小説

新連載 『 15ちゃい 』 第5話

5. バックヤード 次の日、私たちはステージの下にいた。 待ち合わせ場所だ。 ステージの上では目立つので下にした。 ステージの上では小さい子供達が、 はしゃいで走り回っている。 私はもうすっかりステージの上で、 はしゃぐ子供ではなくなっていた。 なんせ今から仕事の面接をするのだ。 すっかり大人だ。 でも私はステージの上で、 はしゃぐ大人に憧れている。 「おー真田!早いやんけ!」 私は学校を半分サボったので、ずいぶん前からここに居た。 いつも通りステージの近

新連載 『 15ちゃい 』 第4話

第4話 応募の電話 「もしもし、はいはい・・・」 母の声が聞こえる。 「おーい!なおきぃ!お友達から電話ー!」 受話器を受け取った。 「おー真田か。バイト見つかってん。 その話がしたいねんけど今、外出れる?」 「出れるで。どこに行ったらいい?」 「今、お前の家の横の公園におる。すぐお前んちに行くわ。」 「おー。俺もすぐ下に降りるわ。」 私は家を出た。 重い重い金属の家の扉を閉めた。 公団の団地の2階が現在地である。 階段で下まで降りて、公園側に歩いた。 中