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水道局から通知が来て、家族が増えたことをじんわりと感じた件

先日水道局から1通はがきが届いた。
内容は「いつもよりご請求する水道料金が高いです。心当たりはありませんか?漏水の可能性はございませんか?」というものだ。
おぉ、水道局。なんて親切なんだろう。

さて、考えてみる。心当たりはない。
はがきをよくみてみると、心当たりない場合は連絡をくれと書いてある。
おぉ、水道局。なんて親切なんだろう。電話をかけてみよう。

すると感じの良い水道局員が出て、いろいろと説明してくれた。
「例年より1800円ほどあがっています。ここまで高かったことは今までなかったのですが、心当たりはありますか?」

「うーん、湯船に入り始めたのも最近ですし、洗濯機を回す回数が増えたくらいでしょうか?もしかして漏水ですか?だとしたら嫌ですねぇ〜。」

担当者はとても親切で、水道メーターの見方を教えてくれた。電話越しに一緒になって確認したけれど、どうやら漏水ではないらしい。うーむ。

どれくらい増えているんですかと聞くと、「8000リットルです」というではないか。

は、8000リットル!?!?

「浴槽が200リットルくらいなので、浴槽40杯分くらい増えているんですよね〜。ここ1ヶ月でなにか生活に変化はございませんでしたか?」としきりに尋ねる担当者。

むむ…。水をそんなに使った覚えはないぞ…。漏水だとしたらはやく修繕してもらわないと...と、ここでやっとやや丁寧に1ヶ月を振り返ってみた。

妻と2人で暮らしていた→妻が出産を迎えて入院→無事に退院する→妻と娘と3人の生活になる→サポートのため義母が兵庫から来て2週間一緒に住む→妻と娘の3人の生活に戻る→今に至る

いや変化めちゃくちゃあった

そうか、もう妻と二人の生活じゃないんだ。娘との生活も1ヶ月経ったのか。
おむつ変えたり寝かしつけたりお風呂入れたり、おっぱいの授乳以外はなんでもやっていたのに、水道料金がナチュラルに上がっていても「なんでだ?」と気づかない自分のおろかさよ。

「あ、すいません1ヶ月前に子供が生まれました!その間義母が来たりして、変化ありました!」
「おぉ、そ、そうですか〜!おめでとうございます!!じゃあ漏水ではなく問題なさそうですね!!」
「はい〜!」
「では、失礼いたします!」
「はい〜!ご丁寧にありがとうございました!!」

電話を切ったあと、娘が寝ている寝室に行った。ぐーすか眠っている。

そうか。3人家族になったのか。生まれてから1ヶ月経って、いろんなお世話の仕方を学んで、育児にも少しずつ慣れたかな〜くらいの時期で、「ぼくたちは3人家族だ」と頭ではわかっていたはずだった。
でも水道料金が上がったという具体的な数値が出てきて、改めて客観視できた気がした。

あぁ、3人家族になったんだ。

と、いうことで節水に気を配りつつ、健康に過ごしていきたいと思った今日この頃です。

娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。