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三国志武将列伝③

大好評・・・でもない三国志武将列伝第3弾です。
投稿頻度を上げるために1投稿で一人紹介していくことにします。
(毎回3人とか考えるのがめんどくさいとかそういうことではないです)
さて、今日は呉から一人紹介しますよ!!!


陸遜 伯言
統率:91 武力:72 知力:87 政治:67 魅力91
特技:若輩 同一戦場にいる相手の士気が徐々に低下する。
個人評:
まあ、三国志を知っている人なら一度は好きになる陸遜です。
僕も好きな武将の一人ですね。陸遜の一族である陸氏は、孫策が江東を制圧したときにいざこざがあり、孫策の代ではあまり活躍していませんし、呉に仕える陸氏の人間も少ないです。ちなみに陸遜の奥さんは孫策の娘ですね。
これは、陸氏とのいざこざを解消したかった孫策の政治的な意図もうかがえます。
それはそうと陸遜の台頭は、関羽を攻撃した荊州攻めと、劉備を撃退した夷陵の戦いがもっとも有名ではないでしょうか。
関羽との戦いでは、呂蒙の策略により、当時官位も低く若輩だった陸遜を抜擢し、関羽の油断を誘い、それにつられた関羽が陸遜を侮り魏に攻め込んだことから関羽の最期につながるわけです。まあこれに関しては陸遜というよりも呂蒙の策がはまったということになりますが。
その後の夷陵の戦いでは、序盤に快進撃を続ける劉備に対し弱気になる孫権に、だれか忘れましたけど「陸遜がよろしいかと」と彼を大抜擢することから始まります。
劉備は関羽の仇と意気揚々ですが、陸遜はそこでじっと耐える持久戦を展開します。これには諸将も疑問を呈し、彼を臆病者呼ばわりするものもいましたが、陸遜はかたくなに持久を続けました。
その結果、補給が困難な劉備軍の隊列が縦長に伸びたところを火計によって壊滅させ、見事に劉備軍を撃退することに成功しました。
その後対魏との戦線でも活躍しその名を天下にとどろかせました。
彼の政治力をあえて低めに設定したのは、晩年の身の処し方に失敗しているからです。後継者問題でボケ初めて暴走した孫権に反対しド正論を吐いてしまったことにより孫権の不興を買い、最終的には「憤死」してしまいます。
これに関して、陸遜ほどの人間が、ボケた孫権相手に正論を吐いてしまったことが非常に残念でなりません。もちろん彼の言葉は間違っていないのですが、正直命を懸けてまで諫言する必要もなかったのではないかと思っています。
とはいえ、彼が稀代の知将であったことには変わりはありませんが…


陸遜は光栄三国志では、若くて美男子だったり、はたまた少年みたいな姿でだいたいどのゲームでも容姿端麗に描かれていますが、僕は、横山光輝三国志に出てくる小太り陸遜のインパクトが強すぎて忘れられません。

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