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細胞の隅々まで行き渡る世界観



東芝日曜劇場
釣りバカ日誌
幸せの黄色いハンカチ
などで、山田洋次のドラマや映画は日本で生まれて育っていると、細胞の隅々まで浸透していると感じる。

先日、大好きな大泉洋さんの映画が公開されたので観てきた。

山田洋次監督の映画は
極悪人が居なくて、
玄関に鍵がかかってなくて
近所の人が勝手にお茶を入れて
蓋付き菓子入れのおせんべいを齧ってる。
(小道具の一つひとつが懐かしい。)
小さな中庭には花がさいていて
物干し竿があり、ゲタが置いてある。

そんな家に住んだ事は無くても懐かしく感じる。
子供の頃は大した悩みもなく、幸せ状態で山田洋次作品を見てたので、作品を見ると幸せだった子供の頃を思い出していい気分になるんだろう。
人間の幸せとは、有名人になったり、豪邸に住んだり、世界中を駆け回る事ではなく、足元に幸せがあると教えてられる。

人に関わる生き方をすれば、愛は手のひらに乗っているのに気がつく。

半径数キロの中に素敵な

ニ  ン  ゲ  ン

が居るんだと思いました。

ダンバー数というのをご存知でしょうか?

ダンバー数とは、1990年代にイギリスの人類学者ロビン・ダンバーが提唱した理論。人がスムーズかつ安定的に関係を維持することができる人数を指します。その数は150人。

自分が安心して話せたり、くつろげる関係性の友達って携帯のアドレスの数より少ない。
ものすごく少ないけど、その少ない人達でいいかと思えた。







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