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育休明け「一日のタイムスケジュール」作成7つのポイント

もうすぐ仕事復帰を迎える皆さん!
復帰を境に、暮らしがガラッと変わる方も多いと思います。

忙しい毎日の中、その場その場で「次は何しよう」「何かやり忘れていることはないかな」と思い出したり、抜け落ちがあったりするのはもったいないですよね。

いちいち迷わないためには、予めタイムスケジュールを決めておき、体が勝手に動くような状態にしておくことが必要です。

今日は、そんな「一日のタイムスケジュール」を作成する際のポイントについてお伝えしていきます。

1.睡眠時間は最優先!

家事も仕事も「子どもが寝てから・・・」と思っていると睡眠不足に。
睡眠不足は昼間のパフォーマンスを下げ、体調を崩すと、結果的に色々回らなくなって悪循環になります。

睡眠時間は、最優先で死守!を心掛けたいものです。

2.子どもの起床後は、できるだけ子どもに関わることのみにする!

朝は、眠い、甘えたいなど、子どもの機嫌が一番予測不可能な時間帯。
子どもの機嫌によって左右されることをなるべく最小限にしておきたいところですね。そうすることで、親のイライラも最小限で済みます。
子どもにご飯を食べさせる、着替えさせる、トイレ(オムツ替え)など、子どもに直接関係あること以外は、子どもの起床前に済ませておきましょう。

3.朝食はメニューを固定化!夕食作りは、夕方にゼロから始めない!

これも、「迷う」時間をカットするための工夫です。
・パンと卵と野菜ジュース
・ご飯と味噌汁と納豆、フルーツ
など、大体のパターンを決めておくといちいち迷わず、買い出しもしやすいです。

また、夕食はお迎えから帰宅後、なるべくスムーズに出したいもの。
メニューを何にしようか決めるところから始めていては、子どもがお腹を空かせてぐずる可能性も。
また、夕食がずれ込むと、布団に入る時刻もずれ込み、睡眠が十分にとれなくなって翌日もうまく動けないという悪循環に。
よって、夕食をいかにスムーズに出すかというのが、重要なポイントとなります。
・メニューをあらかじめ決めておく
・朝食を作るついでに、材料カットまでしておく
・朝食時に汁物を2食分作っておく
・ミールキットを活用する
など、自分に合った方法で、予め対策を考えておきましょう。

4.平日家事は「最低限すること」を決めておく

育休中は、掃除などの家事を丁寧にやっていた人も、復帰後も同じようにやるというのは難しいものです。

復帰後は、あれもこれも欲張らず、「最低限すること」を決めておきましょう。

例えば、掃除機掛けは週末のみ。平日は、汚れが気になった時に、フローリングモップでサッと拭くだけにする。
朝食後の食器は、水につけておくだけ。夕食後に一緒に食洗機にかける。
といった具合です。

そして、これらについて、行き違いやイライラを生まないためにも、家族で確認しておくことが重要です。

5.洗濯のタイミングややり方を見直す

平日の家事は最低限にと言いながらも、保育園に子どもが通い出すため、洗濯は毎日しないと間に合わないというお宅も多いと思います。

洗濯は、「洗う→干す→たたむ→しまう」という工程があるため、全ての工程を合わせると、かなりの時間を要する家事です。
だからこそ、ここを見直すだけでも、かなりの時短になる可能性も!

・洗う、たたむタイミングは、育休中と同じでいいか?
・干すのをやめる(乾燥機を利用する)、畳むものを減らす(できるだけ干したまま掛け収納へ)など、各工程で省けるところがないか?

といった視点で、洗濯という家事の見直しをしてみましょう。

6.全部一人でやろうとしない!

そもそも、育休中に自分でやっていたことを、全部ひとりでやろうとしていませんか?

仕事が加わるにもかかわらず、育休中にやっていた家事育児を、引き続き全て自分で担おうとするには無理があるというもの。

一日にやることを書き出し、時間軸に落とし込んでみましょう。

この時間割作成を、ぜひ家族皆でやってみましょう。
家族の動きを横、時間を縦に見ていくのです。
すると、「この時間にこれを一人でやるのは無理だな」と見えてきたり、「洗濯物は、この時間に畳んだ方が効率的なのでは?」とアイディアが出てきたりします。

こうなったらしめたもの!
ママの仕事復帰をきっかけに、家族がチームとしてまとまるチャンスです!

7.実際に作った時間割で動いてみる(リハーサル)

最後に、完成した時間割通りに、家族皆で実際に動いてみましょう。

私のセミナーでは、一日の流れをシミュレーションしてみるという宿題を出しています。
復帰前にシミュレーションした方からは、たくさんの“失敗談”の報告が上がってきますが、復帰前ならそれは失敗ではなく“気づき”ですよね。

事実、皆さん「今気づいてよかった」とおっしゃいます。

そう、復帰前の試行錯誤は、復帰後の毎日をスムーズに過ごすための貴重な材料!

復帰前にいっぱい考え、実際にやってみて、修正する。
そうすることで、未来の自分をラクにしてあげましょう♡


▼この記事を書いた村田美智子ってこんな人▼

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