霞始靆/かすみ、はじめて、たなびく

二十四節気七十二候_2016 七十二候では、第五候、「霞始靆(かすみ/はじめて/たなびく)」です。 太陽と暖かい風が、凍っていた大地や川に囁きかけ、氷を溶かし、 空気中に水滴を多く含んだ空気が広がってきます。 この結果、山々や街の景色がぼや~とした独特の感じが生まれます。 このぼんやりとした状態を春では霞、秋では霧と呼びます。 また、夜に月がボ~とした状態になることを朧月(おぼろづき)と言いますよね。 呼び名によって表情がまったく違って見える。 日本の表現の文化は素適です。

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