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「五等分の花嫁~ありがとうの花~」の意図 ~五等分の花嫁②~

私の耳がバカじゃなければの話ですが…

映画のエンディングに採用された「五等分の花嫁~ありがとうの花~」の初出は、アニメ2期の2話の、風太郎が零奈とボートに乗ったシーンな気がしました。

ボートの上で、五つ子それぞれへの印象を零奈に語るシーンがありました。その中で、四葉には「それに…いや、俺の思い過ごしか…」と意味深なコメントを残した風太郎。そのとき流れていたのは、たぶん「ありがとうの花」です。今日アニメを見返して気がつきました。

そしてこの記事を書くためにリサーチを始めたのですが…

風太郎が零奈に四葉を語るシーンの曲名は「五等分の花嫁∬」だったのです。
サントラを買わない俄かなのがバレバレ
つまり、「五等分の花嫁」が「五等分の花嫁~ありがとうの花~」の曲名で、「ありがとうの花」は「theater edition」のような意味を持つにすぎません。 私はEDの曲を勝手に「ありがとうの花」などと略して呼んでいました。反省。

ともあれ、あのシーンのBGMと映画のEDは同一曲です。あのシーンはシーンそれ自体だけでなく、BGMもエンディングへの伏線でした。アニメを見ただけではまず気づけない、サントラ+映画を履修するか映画→アニメ再履修ルートをたどらないと気づけない、ご褒美のような伏線です。

制作サイドはアニメの時点でそうすると決めていたのか、それとも「映画の曲どうする?そうだ、あのシーンの曲に歌詞つけちゃおう」だったのかはわかりませんが、たぶん前者でしょう。サントラでの扱いから考えると。

五等分の花嫁は原作もアニメも確かに作りこまれていたと、つくづく思います。

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