脂肪という名の服を着て

YouTubeでおすすめされてた
安野モヨコさんの「脂肪という名の服を着て(1)」を読んだ。

太ってる女の子の話。
イライラすると食べ物を口に押し込んで安心する子。
どんどん太って、周りからの扱いが酷かったりして、吐いて痩せるようになる。
でも痩せても幸せになれないっていう話。

痩せた時に、「綺麗になったね」なんて誰も言わず、ずっと太っていた人が痩せたことで、バランスが崩れる。
太ってる時は「痩せろよ」というくせに
痩せると「もっと太れ」と言い出す。

その話を見て、アナウンサーの安村さんを思い出した。
一時期痩せてあんなにかっこよくなったのに、
周りの反応がイマイチだったとおもう。
痩せていくほど周りがどう接したらいいかわからなくなったんだと思う。

なぜ!?

人は太ってる人をみて無意識に見下してるのかもしれない。
見下すからこそ「可愛いやつ」と思うのでは。
見下して、自分はここまでじゃないから大丈夫だという安心感に繋がってるのかもしれない。
それが崩れるから不安になるのかもしれない。


そして自分自身も自分より細い人をみて、
私もああなりたいと思ったり
自分より太ってる人をみて、
まだ大丈夫だと安心してるんだ。

怖い。

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