いびつの正体
こちらのnoteに書いたけれど、アダルトチルドレンという性質が、私が生きにくいと感じる原因なのではないかと思っている。
このことで、語りたいことはたくさんあるのだが、今一つ書き出せていないのは私がれっきとした毒親育ちではないからだ。
私は毒親に育てられました、という人は定義付けがはっきりしている。
毒親というほどのことではない、けれども大人になって引きずるほどの抑圧を受けてきた人という定義はない。
強いて言えば、過保護だろうか?
『過保護のカホコ』という高畑充希主演のドラマがあった。
私の育ちかたは、これに少し似ている。
・母親が過度な心配性、同居の祖母も心配性
・母も祖母も、子供が失敗するのを先回りして防ぐ(防ぎすぎる)
・子供がやりたいことよりも、自分がやらせたいことを優先する
・子供は親に口を出してはいけない
・子供の誰とどこへ出かけるかを知りたがる
・外の繋がりよりも家族を優先させる
・服装や友人関係に口を出す
・両親の言い争いを見て育った
ざっくり書くと、このようなことに長年ふりまわされてきた。そして、何とか家庭内のバランスを保とうと子供なりに努力していたし、今でも家族に気をつかい続けている。
しかし、ありがたいことに、私自身、衣食住、教育面で困ったことも、暴力をふるわれたこともない。奨学金も借りずに大学を出してもらっている。
両親ともに、なんらかの依存症でもない。
今のところ、このような状況に名前がないため、とりあえず「いびつに育った」と表現している。
イメージのわかない方には、過保護のカホコみたいな感じなのだと思っていただきたい。
ただし、あの主人公のようにピュアではなく、簡単には人に騙されないタイプに育ったところと、竹内涼真のようなイケメンがいつまでも現れないところがドラマとは違うけれど。
なんでこのようなことを書いているかというと、ある意味、いびつ育ちなりのサバイバル術を身につけたと思うからである。
次回は、この育ちかたをしてよかったことについてまとめていきたい。
くらいのパトロンになりたいという奇特な方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いします。その際には気合いで一日に二回更新します。