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パソコンとわたし(その1)

パソコンというものを初めてさわったのは、私が覚えている限り、科学館のパソコンでゲームをしたのが最初だと思う。たぶん5さいぐらいだっただろうか。

数年前にその科学館に行ってみたところ、なんとまだ現役だった。森で生き物を探してみよう!といったゲームだったのだが、あまりのレトロな画面と操作にどう遊んでいいのかわからなかった。

本体の厚みがすごい 

1995年ごろ。家にパソコンがあるというのは最先端だったように感じる。友達の家に遊びに行ってパソコンを見たという記憶が全くない

今やプログラミングの基礎を学校で習う時代。
以前に勉強を教えていた小学生も、先生の前でパワポでプレゼンしましたなどと平気で言っていた。

それに比べて、私の通っていた小学校にパソコン教室という部屋ができたのは小学4年生のころである。担任の先生もそれほどパソコンが扱えるわけではなく、たまーにあるパソコンの授業では一太郎スマイルというソフトでぽちぽちと名刺やカレンダーを作っていたのを覚えている。

まったく、この20年の進歩とは恐ろしい。

このご時世、オンライン授業や在宅勤務で一家に1台パソコンかタブレット端末があるのが当たり前なのかもしれない。

なんでもスマホで完結してしまう世の中。
最近、私がパソコンを使うのは年賀状をつくるときぐらいだ。

あのころ年賀状はプリントごっこ(家庭用の簡易印刷機)で作るのが定番だった。

プリントごっこで作られた年賀状は色鮮やかで憧れだったけれど、どうせ一年に一回しか使わないからと買ってもらえなかった。
サンリオで買ってもらったステンシルや、スタンプで必死に年賀状を作っていたのを覚えている。

そんな我が家にパソコンがやってくるのは2001年ごろのこと。

ためたお年玉で自分で買った、思い出のデスクトップのことはまた明日。

 

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