メモ1

ふと電車に乗っていて思った。

友達や家族、恋人と電車に乗ると、自然に相手との距離が近くなるのではないか、と。
その現象は相手と話している時に限るが、雑踏した車両の中、それは必然的な現象だ。

そんな当たり前の〝一瞬〟を見かけた時、それを何かビジネスに応用出来るのではないかと考えた。

それが「電車で、婚カツ」だ。周りの音にかき消されてしまう相手との会話を必死で掴もうと自然と近づく人と人との距離に注目し、電車で婚カツしてしまえばいいのではないかと考えた。

婚カツは、相手を知る場である。相手がどのような幼少期を過ごし、学生時代に何に没頭し、仕事を通じてどのように今の自分へと成長したのか。それを会話を通じて交換する。コロナ禍である今、〝ソーシャルディスタンス〟が取られるなど、これまでのように人の温もりや感情を肌で汲み取ることも難しくなってきた。けれどもまだ電車という空間は、人との距離が以前の生活とさほど変化がないように感じる。

電車を貸し切るにはどれくらいの費用がかかるの?とか、どれくらいの頻度で開催するの?とか色々問題は浮かび上がるが、(参加者の費用は交通費なので男女で差は生まれないと思う)ふと浮かんだアイデアであったのでここに記しておこうと思った。

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