サッパリと生きていきたい。

先日、1つ歳をとった。

「年々、誕生日が来るのが嬉しくなくなる。」と両親が言っていたのが分かってしまった。

幼少期は自分にとって〝特別な日〟、友達にとっても〝特別な日〟であった我が誕生日。けれども今は自分にとっては〝特別な日〟、しかし友達にとってはただの平日である。

小学生の頃は、友達の誕生日も自分の事のように「おめでとう」って感じていたし、プレゼントも必死に選んだ。けれども今は大学の友達の誕生日を忘れてしまう始末。小学生とか中学生とかの友達の誕生日は覚えているけど、最近仲良くなった人の誕生日とかあんまり知らないよって事あるあるなんじゃないか???

ただ記憶力が低下しているのも一理あるが、歳を重ねるにつれて自分の生活でいっぱいいっぱいで、周りを見る余裕がないだけなのかも。だけど、SNSの友達の投稿はくまなくチェックして一喜一憂している。他人に興味があるのかはたまた無いのか。自分でもよく分からない。

元々友達が多い方ではないので、人間関係がイヤになる機会は少ないけれど、たまにひとりになりたいって感じる時がある。でもひとりの時間が増えると、人肌寂しくなるんだよね。ないものねだりな日々に嫌気が刺すけど、どうしようもない。

他人の日常との距離感がグンッと近づいている時代。そりゃないものねだりはしてしまうもの。けれども、自分が好きなものはとことん好きで、尊敬できる人をとことん尊敬して、自分を見失うことなくサッパリ生きていくことが目標。歳を重ねるごとに成長を感じられたら。

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