インクルーシブ・パワー!
「インクルーシブ公園」が最近話題になっている。
よく聞かれるのは「インクルーシブ教育」という言葉ではないだろうか。=インクルーシブ教育システムとも言い、「障害のある方が持てる能力を最大限度まで発達させ、活躍できる社会をつくる」という目的の下、その推進をはかろうとする教育の仕組みのことだ。
「インクルーシブ(inclusive)」とは、あえて日本語にすると「包み込むような・包摂的な」となるが、もとは「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包摂)という言葉から来ており、「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念を表す。最初はよく分からなかったのだが、対義語が「エクスクルージョン(exclusion)」、日本語で「排除」だと知ったとき、わたしにはインクルーシブの意味がストンと落ちた。
数年前ダイバーシティという概念が流行りだしたが、より幅広い概念がインクルーシブ。
今は多くの企業や自治体がインクルーシブ的な取り組みを行っている。東京都の上野で行われる「UENOYES(ウエノイエス)」もその一つだ。
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