あたまのなかのおしゃべり

景色が なにかを1枚 かませた風に見える

いつからか 覚えていない

言葉と連動して呼吸が浅くなっている

悩みは無いのに この頭の中の おしゃべりで 呼吸が浅いままなのが悩みだ

悩みは無いのに 膨大な言葉たちが あーだこーだと頭のなかを流れ、それは決壊し 体に入り、そこからも塞き止めれず

怒りとして 声に出る

おーーー!!!

叫んでもスッキリすらしない

悩みは無いのだろ?

質問する前から分かってる

答えは出ない

問題は無いのだから

頭のなかのおしゃべりに関わる文章をいくつか読み
そのたび スッキリしたような光が射したような 心はあがったが

再び地に落ち


同じ声が脳内で繰り返され、階下の心と体の領域へと こだまする

目の前の物に集中したとき、もやもやはすべて消え なにも無かったことを知った

川に行き 石に導かれ手を置いたとき

すべてのそれは吸いとられ 心が生き返った

自然の偉大さ

アース

あの体験は強烈だった

書いてる今

再び 頭のなかの おしゃべりは 喫茶店の混んだ時間帯のように何人もの声が重なり ひとつの声でかきみだされる



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