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自然というフィットネスジム

2021年5月30日(日)
生まれて初めて「梅の収穫」に行ってきました。
コロナ禍で、かつての日課だった(完全に過去形・・・)ジョギングはおろか、買い物にいく頻度も減らしてステイホームに徹していた私。取材もミーティングもオンラインが”初期値”になったいま、かなり意識して体を動かさないと運動不足は必至です。太ったことはもちろん、肩こりや腰痛に悩まされ、精神的に良いことがいっぱいある日ですら、「なんだか、体がどんより」というダメダメ状態が慢性化しつつあったのです。

まぁ、いいか。50代はこんなもんだよね~
と、自分をなだめて、誤魔化そうとしていたけれど、丹波まで収穫に行くには電車に乗るし、ORGANIC HOUSE のみんなは、オシャレで食通で仕事も頑張っているステキな人たちばかりだし。

アカン日々を、折り返すなら今かも。

と心を決めて、1年数か月ぶりに美容院に行って髪を切り、化粧もして、特急券も奮発してw 丹波に向かいました。

いや~ おかげさまで、天気はいい、空気はきれい、換気もいいから時々距離を保った状態でマスクをとってみたり。密にはなれないけれど、各自でもってきたレジャーシートに腰を下ろして食べたお弁当は美味しかったなぁ。

して、肝心の収穫作業ですが。

スマホやタブレットばかり見ていてストーレットネックになっていた首を、鈴なりの実に向けて立てているだけでも、すんごいストレッチだし、背伸びしたり、かがんだり、脚立に上がったり、キロ単位の梅を運んだり・・・。

「農作業より、全然ラク」

と、ORGANIC HOUSE の主は言うのですが、いやいや、これはかなりのカロリー消費&筋トレですよ。彼女が丹波に引っ越して、すっきりスリムになったわけを身を持って知りました。

そして人間って素晴らしいなぁ
と思ったのは、誰もが初体験でありながら、遠くの枝に手を伸ばさんと知恵を絞り、助け合い、半日の間にも着々と「要領を得ていく」力を持っていることです。

事前に警戒していた「虫」の攻撃は思ったほどではなく、防虫スプレーと長袖長ズボンという服装で乗り切れました。
その一方で、太陽がとてもまぶしくて上を向いているとクラクラすることや、小枝の先端がキリのように尖っていて固く、軍手や衣類を貫通して肌に刺さること、天気のいい日の作業は長靴である必要はなく、いかなる着地面もしっかりグリップしてくれることが大事だということ・・・等々を学びました。

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収穫に便利なカゴや、太陽光パネルを蓄電するバッテリー、それで駆動しちゃう一人用炊飯器などなど、丹波暮らしに慣れてきた友人の持ち物たちにも興味津々で、「こりゃまた、いろいろ出費が増えそう」と覚悟したりして。

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採れ高は想定以上で、旅行用のキャスターと、45Lのゴミ袋がすっぽり入るルートートの「ガービッジ」を引きずりながら帰りました。

さぁて、10キロ以上の青梅をどうするか・・・。
自分なりに作戦(?)を練って使い分けていくつもりなので、梅仕事の話も引き続きチェックしていただけるとうれしいです。

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