Anchorを使って各Podcastやstand.fm、YouTubeに配信する方法

2021年1月24日 23:08

はじめまして、スキマケイカクの藤田です。
スキマケイカクはRSS系の8つ＋独自配信系1つ+YouTubeの全10プラットフォームに配信しています。どのように各媒体に配信しているか私達の例を紹介しようと思います。

配信全体像

スキマケイカクは下記のフローを踏んで複数のプラットフォームに配信しています。編集に時間をかけない分、複数プラットフォームに配信することを頑張っています。

収録・編集・管理・分析はすべてAnchor

Anchorは、Podcastを複数プラットフォームに簡単に配信してくれる超絶便利なPodcastアプリです。Anchorは素晴らしいですね。Podcastは複数プラットフォームに配信できる反面、仕組みが複雑でわかりにくいのですが、それを一元管理できるところがとても便利です。

Anchorの使い方は下記サイトが詳しいです。

便利なところは他にもあり、URLを共有するだけで最大４人まで同時収録ができます。スキマケイカクは２人組なのでとても助かっています。

編集は録音したアプリ上で完結させます。最初と最後だけカットして、いつもどおりのBGMを入れて終わり。１分程度でしょうか。

また、配信している全プラットフォームの再生分析もできます。この分析機能が結構面白いので、別途紹介したいと思います。

Anchorが対応している全Podcastに配信

こちらはAnchorで収録たものを公開すれば自動で配信されるので、特に何もすることはありません。
Apple Podcastの申請が通るまでに数週間かかる方もいるようですが、私は1週間弱で一通り揃いました。

加えてAmazon Musicに配信

Amazon Musicに配信するためには下記のURLから申請します。

進んでいくと、RSSフィードURLの入力を求められます

　RSSフィードURLはAnchorのDistributionページから取得できます。

申請後２日立たないうちに承認されて無事配信されました！

Stand.fmに配信（iPhoneの例）

ここまではRSS系のサービスでしたが、独自配信系のstand.fmにも配信しています。独自配信系はAmazon MusicのようにURLを貼り付けるだけでなく、音声ファイルをアップロードする必要があります。

Stand.fmを選んでいる理由は３つです
・外部音声アップロードに対応している
・ライブ配信ができる
・デザインが魅力的

stand.fmで配信するにはスマホアプリを使う必要があります。その手順を順に説明していきます。

まずはPCでAnchorのサイトを開き、エピソードをダウンロードします。この、ダウンロードができるところもAnchorのいいところです。

ダウンロードするフォルダをGoogle Driveと連携しておくことで自動でDriveにアップロードされ、スマホから参照できるようになります。

Stand.fmのアプリを開き、収録画面の左下の外部音源からGoogleDriveを参照できるのでそこからアップロードします。（よく使うフォルダに登録しておくと便利です）

アップロード後はサムネイル（使いまわし）と概要文（使いまわし）を記載するだけなので複雑な手順は何もありません。

YouTubeに配信

これが一番めんどくさいです。まあ、動画といってもサムネの静止画＋音声だけの簡易的なもので、YouTubeで収益化を目指しているわけではないので、低コスパで実現する方法を模索しています。

さすがにサムネ全く使い回しは見栄えが悪いので、その作成作業から入ります。

画像編集の技術はないのでパワポで作って画像でエクスポートしています。変えるのは背景画像と文字だけで、操作にも慣れているのでとても楽です。

背景画像はこのサイトから、あまり深く考えずに目についたものを選んでいます。おしゃれな画像が揃っていておすすめです。

動画編集はこちらのVSDCというアプリを使っています（Windows）。静止画だけなら、macの人はimovieが第一候補でしょう。音声ファイルはすでにAnchorで編集済みなので、画像と結合して出力するだけの作業。3分で終わります。ぶっちゃけスマホでもできるレベルですが、作業効率の面でPCを使っています。

編集後の出力は、Web→YouTubeの設定で出力します。