【最終回】父が忘れていくことを、私は忘れないでいたい
昨年よりおよそ10ヶ月間、cakesで連載してきたエッセイ【時をかける父と、母と】ですが、本日、最終回を迎えることとなりました。
施設に入所して1年が経ち、コロナ禍に突入して変わったこと、変わらないこと、今の父について書いています。
今、お父さんどこにいるの?と聞かれたら、
「アメリカにいるみたいです」と答えます。
認知症、介護、その言葉には「大変だね」がつきものだと思う。
だけどこのエッセイを通じて書きたかったこと、そしてこれからも続けたいこと、そんなことについても最後に書いています。
また、感想をいただけたら本当に喜びます。どんな方が読んでくださっているのだろう。当事者家族のかただろうか、あるいは特にまだ思い当たるものはないけれど、漠然と備えたいというひとだろうか。
父の記録はこれからもつけ続けていきます。が、ひとまずの一区切り。
見守っていただいたかた、ほんとうにありがとうございました。
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