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【スプレッドシート初心者向け】絶対に覚えておきたい関数「COUNT関数」編

スプレッドシートの関数、COUNT、COUNTIF、およびCOUNTAについて学びましょう。これらはセルの数を数えるための便利な関数です。

1. COUNT関数:数値の数を数える関数

まず最初に、COUNT関数について学びましょう。これはセルに入っている数値の数を数える関数です。

例えば、あなたが特定の期間の収入が何ヶ月分あるかを知りたいとしましょう。以下のような収入があったとします。

スプレッドシートに以下のように入力します:

$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{月} & \text{収入} \\
\hline
\text{1月} & 10000 \\
\hline
\text{2月} & 15000 \\
\hline
\text{3月} & 20000 \\
\hline
\text{4月} & 25000 \\
\hline
\text{5月} & 30000 \\
\hline
\end{array}
$$

そして、次のようにCOUNT関数を使います:

=COUNT(B2:B6)

これは、「B2からB6までのセルの数値が何個あるか数えてください」という意味です。すると、5と表示されます。これが5ヶ月間の収入がある月の数です。

2. COUNTIF関数:条件付きで数を数える関数

次に、COUNTIF関数について学びましょう。これは「もし〜なら数を数える」という関数です。

例えば、あなたが特定の月の収入があるかどうかを知りたいとします。1月、3月、5月に収入があるかどうかを数えたいとしましょう。その場合、COUNTIF関数を使います。

スプレッドシートに以下のように入力します:

$$
\begin{array}{|l|r|}
\hline
\text{月} & \text{収入} \\
\hline
\text{1月} & 10000 \\
\hline
\text{2月} & 15000 \\
\hline
\text{3月} & 20000 \\
\hline
\text{4月} & 25000 \\
\hline
\text{5月} & 30000 \\
\hline
\end{array}
$$

そして、次のようにCOUNTIF関数を使います:

=COUNTIF(A2:A6, "1月") + COUNTIF(A2:A6, "3月") + COUNTIF(A2:A6, "5月")

これは、「A2からA6までのセルで"1月"、"3月"、"5月"と書いてあるところが何個あるか数えてください」という意味です。すると、3と表示されます。これが1月、3月、5月に収入がある月の数です。

3. COUNTA関数:空でないセルの数を数える関数

最後に、COUNTA関数について学びましょう。これは「空でないセルの数を数える」という関数です。

例えば、あなたが特定の期間で収入が記録されている月が何ヶ月あるかを知りたいとします。その場合、COUNTA関数を使います。

スプレッドシートに以下のように入力します:

$$
\begin{array}{|l|c|}
\hline
\text{月} & \text{収入} \\
\hline
\text{1月} & 10000 \\
\hline
\text{2月} & \\
\hline
\text{3月} & 20000 \\
\hline
\text{4月} & \\
\hline
\text{5月} & 30000 \\
\hline
\end{array}
$$

そして、次のようにCOUNTA関数を使います:

=COUNTA(B2:B6)

これは、「B2からB6までのセルで空でないセルが何個あるか数えてください」という意味です。すると、3と表示されます。これが収入が記録されている月の数です。


以上が、COUNT、COUNTIF、およびCOUNTA関数の使い方です。これらの関数を使って、スプレッドシートで色々な数を数えることができます。楽しんでみてくださいね!

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