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【鉱石】ベリル


エメラルドから「ベリル」という名にふれて
その後、ほかのところでも目に…気になり検索。

ベリルの特徴

ベリル:英語名がBeryl、和名が緑柱石
ひとつの鉱石の名ではなく、多彩な色合いを有することで有名な鉱石(珪酸塩鉱物のグループ名)
グループの中にエメラルドやアクアマリンなどの石が含まれている。
・無色透明・緑・黄緑・黄色・ピンク・赤・水色・青がある。
色によって種が異なる。
無色透明なもの:ゴシェナイト
緑:エメラルド
黄緑や黄色:ヘリオドール
薄ピンク:モルガナイト
濃いピンク:ペツォッタイト

和名「緑柱石」
ベリルの結晶は六角柱の形。
ベリルは緑以外にもさまざまな色のものがある。
それぞれのカラーの石に対して別々の宝石名がついている点もベリルの大きな特徴。

ベリルの種類

ゴシェナイト(ゴシュナイト)

ベリルのなかで無色透明のもの。
ベリルの中でもとくに不純物が少ないため、透明度が高い無色のゴシェナイトはダイヤモンドや水晶と見間違われるほどの輝きを持つものも。

エメラルド

美しいグリーンに発色した天然石。
クロムを微量に含む
「世界四大宝石」のひとつ
ダイヤモンド、ルビー、サファイア、そしてエメラルド
専門家の間でエメラルドに含まれる不純物は「ダルジャン(庭・苔の意)」と呼ばれてる。
苔むした庭園を眺めているような癒しの色が特徴。

アクアマリン

「海の精の宝物が、荒天の際に浜辺に打ち上げられたもの」としてギリシア神話にも登場する。
晴れた日の海のような美しい水色が特徴。
美しい水色の発色は鉄分に由来する。
硬質な鉄のイメージから想像できない優しい色は「天使の石」とも呼ばれる。

ヘリオドール

3価鉄イオンと反応し、黄色~黄緑色の発色をした天然石です。「ゴールデンベリル」「イエローベリル」と呼ばれることも。
古代エジプトやギリシアでは「太陽からの贈り物」「魔法の石」とも呼ばれて珍重されていた。

モルガナイト

ベリルの中でピンクの発色をした石を指す。
淡いピンク~オレンジピンク系の色をしている。
色はマンガンが由来。

レッドベリル・ビクスバイト

ルビーと見まごうばかりに赤いベリルがある。
赤系のベリルがレッドベリル、またはビクスバイトと呼ばれている。
モルガナイトもレッドベリルも同じマンガンが由来となった発色。

グリーンベリル・ミントベリル・ライムベリル

ベリルの中ではグリーン系の発色をした石。
グリーンベリルは、鉄やバナジウムを含んでいるのが特徴。
(エメラルドがクロムを含む)
グリーンベリルには、不純物が少ない傾向にあり、透明度が高くスマートな印象を与える。

ベリルが持つ意味、石言葉

ベリル全体として
・若さ
・幸福
・耐える愛
・美


ベリルのヒーリング効果

肉体的な効果として、視力の改善、眼病の治療、肝臓の不調、毒素の排泄などの効果が期待できる天然石であるとして古くから民間での治療にも活用されてきたようです。
(医学的な根拠はありません)
お守り代わりに持ち歩いてみると症状改善や予防になるかも。
現在、ベリルグループを構成する鉱石は6種あるといわれている。
人の体の構成も6つに分けられると考えられることもあり、エネルギーが不足している部位に対応するベリルを手にすると、体が反応するとも考えられている。
トラウマやストレスを取り除き、魂レベルでの輝きを与えてくれる効果があるとされている。

ベリルのお手入れ・浄化

・月光浴
・クラスタ
・セージ
・音浴
色のついている鉱石は、紫外線により退色する恐れが…。
日光浴や塩、水での浄化はできるだけ避ける。
石の汚れが気になる場合は固く絞ったやわらかい布でふき取るようにする。
水で薄めた中性洗剤であれば使用可能。
そのあとは水で湿らせた布でしっかりと洗剤を取り除く。

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