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プロンプトエンジニア(PE)はメカニックのように職業としての地位を確立するか?

プロンプト・エンジニアリングの真髄とは何か?|深津 貴之 (fladdict)|note

巷で騒がれてるPE(プロンプトエンジニアリング)、自分の解釈では「AIに効率よく情報を伝える技術力」と「今の最適AIの紹介技術」である。

一昔前、メカニックという「機械なら何でも直せちゃうプロ」がいた。
それは車のメカニックであったり、電気配線等の通信網のメカニックもいた。
無線通信に対するメカニックもいるし、広義ならハードウェアを扱うプロならメカニックとして言える。

ではPEはどうか? 今のAIといっても、novelAIやstableDiffusionのような「イラスト生成AI」であったり、chatGPTやBardのような「対話型AI」もある。
記事を作ってくれるAIもあれば、曲やセリフを読み上げる、聞き取って文字にするAIもいて多種多様だ。
それに、AIという新しい技術の成長や変化は著しく、1年前の技術すら「古い」となる位である。

となると、AIを巧みに操るプロのPEは、「最先端を知っていて業種に縛られない送受信ができるプロ」ではないか? と思うようになった。

メカニックのように、過去の技術をより多くしてっている人ではなく、「常に未来を見据えて情報収集しているコンサルタント」みたいな感じだろうか?

AIは技術よりも鮮度が大事。便利な呪文だって、バージョンが上がるたびに最適解は変わっていく。
Aが定石だとしても、すぐにBという別AIアプリによって競争がおき、学習データが「法的グレー」なら選択肢として外さなければならない。

まだ日本はもちろん、世界のAI法整備も途中である今、何が最善かという「AIの選び方と使い方」という人と技術の結び目と、「オペレータ―がAIに効率よく伝えるノウハウ」という人とAIの結び目、どちらも持っていることが大事だと思う。

まあ言ってしまえば、問題解決能力のAI盤である。
それは、幾多の人生経験や人脈はそこまで重要ではない。
導けるためのツール、速さ、効率、精度を「今あるAI」から選出すればよいのである。

ただ、AIだって間違いはあるから、最終的には人が決める。
その補助であることは、絶対に忘れてはならない。

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