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PremierePro(プレミアプロ)で自動文字起こしの字幕隙をchatGPTで埋めるスクリプト話

今回はchatGPTを使った「自動文字起こしの隙間」を一発で埋めるスクリプトを解説する。


我らのアイドル、エディステ先生が「字幕の文字別リップル新機能」を説明しているぞ! 有用情報たくさんあるので登録だ!(ダイマ)


動画編集でプレミアプロ(PremierePro)を使っている人なら息を吸うように使っている自動文字起こし
知らぬ人のためにざっくり画像で解説する。
メニューのウィンドウから「テキスト」を選ぼう。

音声を全選択し、テキスト→文字起こし⇒「…」を選んで、「シーケンスから文字起こし」を選び、言語を日本語にして「文字起こし開始」ボタンを押す

少し待つと、文字起こし枠にずらーと文字が並ぶ。
ここで「インとアウトポイント自動設定」{}を選ぶ。

字幕範囲を選ぶときに動画のINOUTを範囲で指定してくれるので、不要な所はdeleteキーでリップル削除できる、らしい。(こっちではうまくいかなかった)

右上の「…」から「キャプションの作成」を選んでOKする。

字幕がオレンジ色で追加されるので、それを全選択してファイル⇒書き出し⇒キャプションを選んで、SRTファイルを保存する


ChatGPT でコードインタプリタでSRTファイルを入力して、以下のプロンプトを実行する

あなたは動画編集者です。入力の字幕ファイルを変換ルールに従って修正してダウンロードできるようにしてください。処理確認のためのメッセージは出力しないでください
"""
変換ルール
1. 半角スペースは変更しないこと
2. 字幕の開始時間と終了時間の行を処理する時に、次の字幕の開始時刻を取得し、元の終了時刻に変更すること。修正前と修正後の例を参考にすること
修正前)1
00:00:00,300 --> 00:00:04,170
富士山前に

2
00:00:05,171 --> 00:00:10,243
納車するのを

3
00:00:11,678 --> 00:00:14,681
ちょっと細かいアオリの話とか
修正後)1
00:00:00,300 --> 00:00:05,171
富士山前に

2
00:00:05,171 --> 00:00:11,678
納車するのを

3
00:00:11,678 --> 00:00:14,681
ちょっと細かい

3. 読点「、」は削除し、全角スペースは改行に置き換える
4. するんですが、のような「ん」を「の」に変換する

chatGPTが出力したsrtファイルを開く。
依頼通り、前の終了時間が次の開始時間に修正されて、「、」がないこと、全角スペースが改行されていることを確認する。

プレミアプロに戻って、前のスカスカ字幕(自動で作ったやつ)のC1行を右クリックして削除する

テキスト→キャプション→ファイルからキャプションを読み込むを選び、修正後のSRTファイルを選択する

するとあら不思議! 字幕がキッチリ埋まって快適!

ついでに固有名詞も置換したいなら、以下のプロンプトを追加すればOK

5. 変換表に従って専門用語を変換する
"""
変換表
例) 間違った文字→正しい文字
富士山→藤さん
3等車→3トン車


今まで手作業でオレンジ色の字幕を伸ばし伸ばしして、「するんです」を「するのです」に置換やってたが、今回のコードインタプリタでかなり時短できた。
あと地味に読点「、」は改行して位置調整することが多いから、消すのがひと手間面倒だった。
毎月Youtube動画を10本ペースで投稿している動画編集マンとしては、マジでありがたい!

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