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特急しらさぎが敦賀終点になる前に金沢へ

だが、特急しらさぎの写真は無い。
アイレムの聖地金沢へ行ってきました。
今は名古屋駅から出ている特急しらさぎ、または大阪駅から出ている特急サンダーバードに乗ると金沢駅まで一本で行けます。
ただし、来年3月から北陸新幹線 敦賀~金沢間が開業するため、先程の特急が敦賀終点に変更になるのです。

■金沢駅

金沢駅 兼六園口の鼓門

金沢駅はアメリカのどこぞの旅行雑誌に"世界の美しい駅"に選ばれたそうです。鼓門やガラス張りのドームは綺麗で観光名所みたいになっているので人通りが多いです。写真撮影している人も多かったです。

■尾山神社

尾山神社神門 重要文化財

金沢駅から南東へ行くと尾山神社があります。加賀と言えば前田利家とまつというわけで、祭神はこのお二方です。神社の前にはステンドグラスが一際目立つ神門があります。昔は空気がきれいだったので、金沢湾からこの神門が見えたそうです。屋根の避雷針は日本最古のもので現在も現役です。

神社内には赤母衣衆時代の前田利家像 写真はありませんが、おまつの像もあります。
以前はここに金谷御殿があり、その際に作られた庭園が残っています。


■金沢城公園

玉泉院丸庭園
軍事施設として使われていた形跡として、レンガ造りの入り口が残っている

尾山神社の隣には金山城公園があります。天守閣が落雷で炎上したあとは徳川との関係を気にして再建されなかったようです。今後も再建の予定はないみたいです。明治からは陸軍の軍事施設として利用され、戦後は金沢大学のキャンパスとして使用されました。その後に復元が進んでいます。僕が行ったときも工事中でした。


■兼六園

徽軫灯籠(ことじとうろう) こういう難読漢字が気になる今日このごろ
西南戦争の慰霊のために作られた日本武命像
この噴水はポンプなどの動力を一切使っていません。現存する日本最古の噴水だとか。
唐崎松 雪吊はまだされてませんでした。

金沢城公園の隣には日本三名園の兼六園があります。桜や紅葉の季節に来たほうが良かったのでしょうが(行ったのは10月)、それでも観光客は多かったです。冬も有名な雪吊を見に来る人は多そうです。予想以上に広く、写真にあげた通り、見どころが多いです。


■主計町

金沢城公園から北に行くと主計町(かずえまち)があります。加賀藩士の富田主計から取った地名です。旧町名復活運動で復活した町名です。近くに浅野川が流れ、料亭と茶屋が立ち並ぶ由緒ある町並みです。


■ひがし茶屋街

浅野川を渡るとひがし茶屋街があります。こちらの方が人通りが多いです。
にし茶屋街もあるんですが、今回は行きませんでした。茶屋町ということで、旅先ではなんとなくソフトクリームを食べることが多いのですが、金箔ソフトクリームには手は伸びませんでした。

食事は近江町市場で海鮮丼でも食べようと思ったんですが、行列が出来てしまっており、待とうと思ったら金沢カレーの匂いにつられてカレーを食べてしまいました。鳥羽に行ったときも◯八食堂で食べようと思って待ち時間が長くて諦めたので、旅行先の飯は適当になりがちです。酷いときは昼飯抜いて歩き回ってたりもしてます。

上述の通り、尾山神社、金沢城公園、兼六園は隣り合っており一気に見れるのです。主計町やひがし茶屋街、今回行っていない金沢21世紀美術館なども割りと近くにあり、金沢市内の観光は奈良市内と同様、観光地がまとまっており回りやすいです。ただし、能登半島(七尾、和倉温泉)の方まで足を伸ばすとなると宿泊かな、と。のとじま水族館は行ってみたいんですけど、和倉温泉駅からも離れてるのでなかなか難しいのです。


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