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風に乗って鳥羽へ

暑いので外をあまり出歩きたくないけど、どこかには行きたいということでとある機会があったので鳥羽に行きました。

とある機会というのは近鉄特急しまかぜのプレミアムシートが取れたことです。つまり鳥羽に行くはどっちかというと、ついでだったのですが。
近鉄名古屋~賢島間は1本しかないので競争率は激しい。土曜日に席が取れたのは運が良かった。ちょうどしまかぜ運用開始10年で記念乗車証がもらえました。

近鉄50000系 通称「しまかぜ」 名古屋、京都、難波~賢島間で運用。
観光特急ですが、プレミアムシートが運賃+特急料金+1050円で乗れます。
観光特急としてはお安いと思います。
プレミアムシートはこんな感じ。
レザー張りシート、電動リクライニング、電動カーテン、読書灯で実に豪華。
シートピッチがとても広い。足伸ばしても前のシートに届きません。
写真は撮ってないですが、観光特急らしく、ワゴンサービスやカフェ車両もあります。


名古屋から1時間半ほどで鳥羽駅に着きます。鳥羽は真珠の養殖が盛んです。鳥羽駅にある◯八食堂で海鮮をいただこうと思ったんですが、めちゃくちゃ混んでいたので断念しました。
よく知らないのですが、鳥羽ってコジラ縁の地らしいですね。

左に見えるのはミキモト真珠島で真珠工芸品の展示があります。
右側に見えてるフェリーは伊勢湾フェリー。愛知県の伊良湖港までを結んでいます。


鳥羽といったら鳥羽水族館かな、と。小学生の時に行ったことあるので、たぶん25年ぶりくらい。てか水族館自体が25年ぶりではないか。鳥羽水族館はもともと生け簀の見学から始まった水族館だそうです。

鳥羽水族館は展示生物の種類が日本一らしいです。
順路の設定がなく、自分のペースで見学しやすいと思います。

以降、展示生物の写真なんですが、意外と水槽の中の生物って撮りにくいんですよね。ガラスに映り込んだり、生物が動くので画像がボケたり。
あ、海洋生物が苦手な人は注意ね。(そんなグロテスクな生物は写真撮ってないですけど。)魚詳しくないので何が何かはわかりません。


タカアシガニ 大きい個体は3mを越えるらしい。
沈殿するウツボ。
沈殿するアフリカマナティー。写真では伝わらないですが結構でかい。
沈殿するゴマフアザラシ。
だらけているバイカルアザラシ。唯一淡水のみに生息するアザラシだそうです。
マロンという種類のザリガニ。とても鮮やかな青色の個体が展示されていました。
生きた化石カブトガニ。血の成分が毒素の検出に使われていたりする。
種類によってはフグ毒と同様のテトロドトキシンを持っているらしい。
こちらも生きた化石オウムガイ。水族館で展示されているんだと驚きました。

鳥羽水族館は日本で唯一ジュゴンが飼育されている水族館なのですが、前述の通り上手く撮影できませんでした。あと、でかいセイウチが客に水ぶっかけようとしてきたり、ラッコがカラーコーンをぶん投げてたのが面白かったです。
特別展示(?)で変わり種の生物の展示もありました。メジャーどころだとダイオウグソクムシとかマンジュウガニとか。カワテブクロっていう丸々としたヒトデが印象的でしたね。存在は知ってたのですが、本当に丸々としてました。グロテスクなので写真は撮りませんでしたが。

復路はなるべく違う手段で帰りたいので、初めて快速みえに乗りました。
所要時間は2時間ほど。近鉄特急より時間はかかりますが、"快速"なので特急料金不要です。
エンジン音を聞いてるとキハ85を思い出しますね。引退前にもう一回乗りたかったですね。

快速みえ。キハ75系が運用されてます。ちなみにこの区間は交通系ICカードが使えません。
二見浦の夫婦岩に行くにはJRの方が良いです。


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