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ZCONに行きました

ZCONは平沢進氏のアルバム「BEACON」を基にしたライブです。
平沢氏のライブはパフォーマンスがかなり変わっているんですが、今回はインタラクティブライブという形式です。インタラクティブライブは7年ぶりなんですかね。一から説明するのが面倒なので端折ると、ライブがストーリー仕立てになっていて、観客が声援などでルート選択し、それによってバッドエンドになったりグッドエンドになったりします。演奏する曲も変わります。反対にインタラクティブライブではない、いわゆる普通のライブには"ノンタラ"とかいう通称がついてたりします。
今回は初めてインタラクティブライブに参加してきました。
ストーリーは説明するのが面倒なので略しますが、脳内に蔓延ってる常識とかそういう感じのものにとらわれるな、とかそういうメッセージ性が込められてる感じのアレです。アルバム「ホログラムを登る男」「回=回」くらいからそんな感じを受けましたが、「BEACON」はより強く感じます。人によっては「説教臭い」と感じる人が居るみたいです。僕も「BEACON」については正直そう感じました。

率直な感想ですが、セットリストの予測が付きやすいので、音楽を聴きに行くという点に於いてはノンタラの方が良いな、と思いました。演奏曲も少なめだったし、アンコールもありませんでした。「会然TREK 2K20」、「24曼荼羅」はそういう点で素晴らしかったですね。
ファンの方がライブが始まる前に攻略チャートを作っていて「こっち行けばグッドエンドじゃない?」みたいな会話しているのが面白かったです。冷静になると、「ライブの攻略チャートって何だ?」って。
で、僕は最終公演のみに行ったのですが、最終公演で無事にグッドエンドにたどり着いてめでたしめでたしです。最後はまるで映画みたいな大団円感を出していて、氏にしては珍しいなと感じました。いつもスパッと終わるので。

前述したんですが、最近氏のメッセージ性の強さが少し鼻につくというのか、今回は映像での氏の語りがかなり多く、演説っぽく感じてしまいました。世の中に対するフラストレーションのようなものが溜まっているのかな?と。伝染病、軍事侵攻などのことについて際どい発言もしておりましたし。

平沢氏の声の調子は良かった?のでしょうかね。コーラスが入っている部分とかは音源に遮られてよくわからなかったです。今までのライブについて、ファンの話を見ると氏の声の調子は尻上がりのようですし、本人もそう語ってました。なので、氏のライブはこれからも最終公演のみに行こうと改めて思いました。

ライブ会場の東京ガーデンシアターなのですが、アリーナ席が平坦すぎて前に座高が高い人が座ると前が見えにくいです。僕も座高高いので文句は言えませんが・・・。バルコニー席の方が良かったのかもしれません。不満点はそんなところでしょうか。近くにショッピングセンターもあり、ゆりかもめ、りんかい線の駅も近いのでアクセスも良好です。

あと、「TIMELINEの終わり」好きな曲なんですけど、PVでやってた暗黒太極拳を披露しておられましたが、やはり好きになれないです。YoutubeでPVが見れるので興味がある人は心して見てみて下さい。


最後に、今回ケチって往復夜行バスで行きましたが、一番安いプランを選ぶと肩は凝るわ客層は良くないわで特に帰りが辛かったです。この歳で移動手段をケチってはいけないと学びました。

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