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約束はいらない

坂本真綾の25周年ライブを横浜アリーナで見てきた。

演出がとても綺麗なものが多くて、ソフト化されたら欲しい。
センターステージで、その上空に上下可動の円形の柵のような吊りものがあって、それがプロジェクションのスクリーンになったり、ステージを客席から隠す役割をしたり、紗幕として使ったり、演者を映すモニターとなったりで大活躍。
カメラマンがステージ上に居たりして、最近の配信ライブなんかであるスタイルだったので、配信あったっけ?と思ったりもした。(無い)
ステージの上空にあるモニターに映し出される映像がやたらと綺麗で、何かMVでも流してる?という場面も多々あった。全部リアルタイムの映像だった。すごい。

色んなものが映された紗幕の奥で歌う演出が特に綺麗で良かった。
火は出るわシャボン玉大量に出るわで演出は派手。シャボン玉にライティングして光の玉に囲まれて歌う彼女は神々しささえあって感動してしまった。壮大すぎてちょっと笑ってしまったけど。
会場中央のセンターステージから、アリーナの端から端まである花道の上には吊り下げ式の紐状のLED照明が沢山あって、その一つ一つが全て連動していて波のように見えたり、光が降ってるように演出したりしていた。演出面ではお金かかってるなぁすごいなぁと感心しきりだったし、バンドアパートの原さんが一人でセンターステージの昇降機でせり上がっていくシーンは、「一人なんや…」とニヤニヤした。

演出面について色々すごい所を書いたし、バンドもコーラスも良かったなぁと思う。坂本真綾の声、歌が好きだという一点だけでも最高の気持ちにはなれる。でも、それが演出等で底上げされてるから、ほんと言葉では表せない程に良いんだよな。俺も水とかタオル手渡されたいし、そのあとの汗拭いたやつは自分で戻しといてねって言われたい。あと、髪を短く切った真綾さん、いい…。

25周年の節目のライブ、感染症の状況下ならではの席の間隔を空けての開催とか、色々な特別な状況が重なったが故のMCもあって、普段よりも記憶に残るライブになった。明日も見たいけどチケットが無い。

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