先天性異常ということ② レチナとの戦い

前にも書いた通り、我が家の次男には先天性口唇裂という異常があった。

大学病院への初診は生後1ヶ月。

その時から左の鼻穴に付けるレチナ。

鼻の形を整えるための付けるらしい。

息子の場合は片側のため、左側のみ。

突然付けられるレチナ。ギャン泣きする息子。

その横で涙をこらえる母。

可哀想に。嫌だよね。ごめんね、健康に産んであげられなくて。ごめんね。頑張ろうね。

と何度も心の中で呟いた。家に帰るまで、車の中でも泣いた。この日が1番泣いた。

そしてこの日から始まった、レチナとの戦い。

お風呂以外はつけてね、と言われていた。

しかし息子は乳児湿疹ひどめで、テープかぶれするし、湿疹痒くて掻きむしったついでにレチナ取れるし、取れたら誤飲しないか不安で…そして紛失したら4000円くらいで購入と言われ、地味にビビる。

幸いなこと見た目は左右対称に近いので、肌の調子を見ながら付けない日もあった。

しかし湿疹がなかなか治らず顔を掻き毟る日々。レチナすぐ取れる日々。

ストレスすぎて、湿疹治るまでレチナ付けるのをやめた。

(先生には怒られるかしら…)

術後4ヶ月になってやっと湿疹も落ち着き、今日久々に付けてみた。

抱っこすると顔を擦られ、すぐ取れたわ…

術後6ヶ月はつけてね、と言われている。まだ続く、レチナとの戦い…。

取られたとしても、とりあえず1日1回は付けよう…(意味あるのかは不明)

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