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初心者向けボドゲ解説とおすすめボードゲーム5選【200815】

ども、すけあくろーです。

ボードゲームと聞いてどんなものを想像するでしょうか?

おそらくほとんどの人が人生ゲームや、将棋やオセロなどをイメージすると思います。

結論から言うと、日本国内だけでもあなたが今思っている種類の軽く100倍、いや1000倍ぐらいあるかもしれません。(世界だと10000倍とか?!)

さまざまなメディアでも取り上げられるようになってきたボードゲーム、通称ボドゲについてちょっとご紹介したいと思います。

*おすすめのボードゲームをお探しの方はオススメ5選まで飛んでください。

▼モノポリーと人生ゲーム

モノポリーというゲームをご存知でしょうか?

もし知らないという方はいただきストリートをイメージしてください。

いただきストリートを知らない方は、銀行ではなく他のプレイヤーにお金を支払う人生ゲームみたいなものをイメージしてください。

モノポリーは、海外のゲームでありながら日本でも大人気のボードゲームです。

ただ一つ、人生ゲームと違うところはゴールを目指すのではなく、相手プレイヤーを蹴落とすゲームであること。

身構えさせてしまったらすみません。ですが、これが実はボドゲの1番面白いところ。

結論から言うと、面白いボドゲの条件とは勝敗までの道のりが楽しめるかどうかです。

つまりその道のりが困難、もしくは選択肢が多ければ多いほどいいゲームだと言えます。

人生ゲームでは、サイコロを振って、止まったマスの内容を実行するかしないかぐらいの選択肢しかありません。

ところが、モノポリーは土地を買う、誰かと交渉する、アイテムを使うなど選択肢が豊富です。

もちろん好みはあります。そして人生ゲームが面白くないわけではありません。

ただ選択肢という点において比較すると圧倒的な差があります。

さらに最近ではその選択肢の数が無限に広がるようなボードゲームもたくさんあります。

▼ブロックス・ドミニオン・カタン

ボドゲ初心者におすすめとされているのボードゲームの代表がこの3つ。

数種類のパズルのようなピースを使って、陣地を奪い合う(というよりうまく活用する)ブロックスと、手札のお金カードを使って、勝利点という名の土地カードを集めるドミニオン。

カタンはダイスの出目により得られる資源を使って自分の街を発展させていくシンプルながら大会まである超有名作。

これらは選択肢と難易度のバランスが非常に良いため、初心者からベテランまで幅広く知られています。

ただ、正直なところ、個人的には最初にこの2つをするのはオススメしません。

その理由は、初心者と経験者の差が出てしまうから。(全員が初心者なら問題なし)

「簡単なルール」というのは、ある程度ゲームや戦略的な考え方を持っている人が前提であって、この2つにはそれを持っていないと、知らない間にゲームが終わってしまうことが多いです。

何より初心者にとっては少しだけ選択肢が多い

もちろん熟練者なら選択肢が多いに越したことはありませんが、初心者にはある程度選択肢を減らし、勝つ可能性を50%ぐらいは残すことが必要。もしくは道中を圧倒的に楽しめるのどちらか。

ではどういうゲームが初心者にとって楽しめるかを実際の作品を紹介しながら解説します。

▼初心者さんにオススメのボドゲ5選

①イリュージョン(アークライトさん)

カードに描かれているイラストを見て、使用されている色の面積を比較するだけのゲーム。イラストは4色しか使用されておらず、選ばれた色、例えば緑なら、緑の割合が少ないカードから順に並べていく。それが正しいかどうかを指摘することで得点となる単純なルールです。

②モンスターメーカー(アークライトさん)

距離が書いてあるダンジョンカードを並べ、まずはお宝をゲットするために進む。その後進んだ分だけ、折り返して戻ってくる。道中でお宝をたくさん集め、最終的に合計のお宝の価値が最も高い人が勝ちというゲーム。

①は小学生〜中学生、②は高校〜がいいかもしれません。

どちらも、自分のターンにやることが明確であり、その1回が勝敗に大きな影響を与えないところがいいです。

ただゲームの途中に盛り上がりはないので、あくまで初心者やボドゲ体験としての使い方がベストだと思います。

③ナンジャモンジャ(すごろくやさん)

やることは、めくられたカードに描かれているキャラクターに名前をつけるだけ。同じキャラクターのカードが数枚あるので、2枚目以降にめくられた場合はつけられた名前を誰よりも早く宣言することで得点となる、記憶力とネーミングセンスが光るゲーム。

④Itoアークライトさん)

1〜100までのカードがランダムに配られて、そのカードの数字を誰にも公開せず、小さい順に出していくだけのゲーム。唯一数字についての情報は、毎回決められるお題に沿ってしか答えることができない。閃きとカンを働かせてお互いの意図を組むことが大事になる全員協力型ボドゲ。

③と④はどちらも一見すると何が面白いの?となりますが、やってみるとわかりますがめっちゃテンション上がるし笑えます。

勝ち負けより道中が楽しい作品です。

どちらも4人以上がおすすめですが、3人からでも十分楽しめます。

⑤プララーヤ(Domina Gamesさん)

場に並べられたカード全てが海カードになる前に、さまざまな財宝カードを集め脱出するゲーム。順番が後になればなるほど脱出は難しくなるが、その分財宝カードを手に入れる機会は多くなる。シンプルなルールだが絶妙な駆け引きと読み合いが楽しめる名作。

⑤だけは、ちょっとルールが難しいですが、チキンレースの要素があるので欲張って自滅する経験者を横目に初心者が堅実に勝利みたいなこともしばしば。

▼ボドゲの良いところは反芻と不屈

実は僕がボードゲームをおすすめする理由は大きく2つあります。

一つが何度でも楽しめること、もう一つが嫌な気持ちにならないです。

もちろん、無限に遊べるわけではないですが、通常ルールを複数回も遊べるのはアナログゲームならでは。

デジタルと比べて、人と場所を選びにくいのも利点といえるでしょう。

ただそれだけでは、何度かやってしまうとすぐ飽きてしまいます。

だからボドゲには選択肢がたくさん用意されていて、自分が選んだ選択肢によって勝ったり負けたりする。

さらに言えば、毎回戦い方が変わる要素もありますので、経験者が得なんてことはありません。

通常なら数回やれば同じレベルですので、経験者と初心者の差はないも同然です。

つまり負けた時の責任は相手ではなく自分の選択ということ。

冒頭のモノポリーで紹介した、相手を蹴落とすとはあくまで行動の話、その結果実際に落ちるかどうかは受け手次第です。

蹴落としに備えるもよし、落ちてもすぐに復帰できるようにしておくもよし、その前に蹴落とすのもアリですね。

結論、運と経験の両方がモノを言う、ギャンブルとスポーツが合体した室内遊びこそがボードゲームの本質です。

だからこそ勝った時は高揚感に包まれ、負けた時は次こそは!という意思に変わる。

この反芻と不屈の2つがうまく組み合わさっているからこそボードゲームは面白いのだと思います。

▼まとめ

長くなりましたが、最後のお伝えしたいのは「とりあえず一回やってみて」ということ。

ルールが難しいものもありますが、いろんな作品に触れるうちに慣れていきます。

もしそれでも説明書が分かりづらい、どれを買えばいいのかわからないという方はメッセージください。

きっとお役に立てると思います♪

それでは素敵なボドゲライフを。

***

~おまけ~
その他2、3個体験した人向けおすすめ作品

ダンジョンオブマンダムエイト(オインクゲームズさん)

みんなでぽんこつペイント(ホビージャパンさん)

インサイダー・ゲーム(オインクゲームズさん)

スノーマンダイス(ホビージャパンさん)

ゲスクラブ(コザイクさん)


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