進撃の巨人展FINAL(大阪)

画像1 11月に入り朝晩冷え込むようになりましたね。そんな中、先日の連休ようやく念願の『進撃の巨人展FINAL』に行くことができました。会場は去年同作のアニメーションギャラリーが開催されたひらかたパークです。私は当日現地でチケットを購入しましたが、「巨人展で…」と言っただけで一緒にパーク内の入園チケットも貰えました。事前にTwitterのフォロワーさんから教えて頂いた情報が早速活躍しています。ゲートを抜けパーク内に入ると巨人展のエントランス前には折り返しができるほどの長蛇の列が…。
画像2 最初スタッフさんには80分待ちです、と告げられましたが実際は30分程度で無事入場できました。音声ガイドを希望する人は入場してからすぐの場所にある券売機で追加購入でき、スタッフさんから端末の使い方を教えて貰えます。それらを受け取った後係の方の誘導に従ってさらに奥へ。
画像3 移動した先には巨大スクリーンで「進撃の世界」の概要が説明されます。本誌未読の方には結構なネタバレになりますが、そうだとしてもこの先の世界が気になるでしょう。映像が終わった後、私達は最初の選択を迫られます。そう、「壁の中か外」どちらから進むかを選ばなければなりません。私は壁外を選択しました。上の用紙の番号の順に音声ガイドが流れますので端末を耳に当てながら進みます。
画像4 一緒に観にいった先輩は壁の中を選択されたのでここからしばし別行動です。(ちゃんと後で合流地点があるので大丈夫。)展示スペースは技巧も凝らされ毎月読んでいるあの壮大で難解な作品の生原画が目の前に!諫山先生の描く原画のタッチは本誌で見るよりもずっと勢いがあり細かなところはホワイトで微調整されていました。超大型巨人の発する蒸気、獣の石つぶて、鎧との戦闘シーン、リヴァイの高速攻撃シーンなどもの凄い迫力です。途中で気づいたんですが、私の全身、鳥肌が立っていて出口付近まで止まらなかったんですよ。こんな経験初めて。
画像5 公式でも内部の様子が一部紹介されていたので既にお馴染み、空から降ってくる巨人達です。どうでしょう、想像してみて下さい。いきなり上空からこんな奇襲を受けたらひとたまりもありませんよね。予備知識ゼロで入場したらなかなかカオスな展示物ですが、流石進撃ファンのお客さん達。小学生くらいのお子さんでも「このあとライナーがね…」などと引率していた親御さんに立派に説明されていました。近くで聴いていて「読み込んでるなぁ」と感動。
画像6 さて、3枚目の音声ガイド案内図に載っていた「巨人大戦」と書かれたスペースです。20メートルにも及ぶ巨大スクリーンが末広がりなコの字型に設置され、前編(巨人化したエレンとライナーの戦闘シーン)と後編(ヴィリーの演説シーン)に分かれて上映されます。音響との相乗効果でこちらも物凄い迫力!エレンとライナーの咆哮が会場中に響き渡ります。演出の為にセッティングされたスクリーン前の瓦礫は、前編では壁外からの戦士達に破壊されたシガンシナの街を、後編ではエレンに強襲されるレベリオ収容区の舞台へと見事に二役を担っていました。
画像7 会場の展示物も一部を除き全て撮影可能です。先程の巨大スクリーン下の瓦礫の中にも意味深なものがいくつか。既に懐かしいニシンの缶詰めや、
画像8 鎧の巨人や獣の巨人を追い詰めた雷槍、
画像9 兵士が遺したループタイ(11月3日はこの位置でした)、他にも海のシーンでアルミンが手にしていた巻き貝、地下室の鍵、外の世界について描かれた本等々、各場面を思い起こさせる素晴らしい展示となっていました。
画像10 巨大スクリーンエリアを抜けると、今度は折り返しで壁内の様子が見られる原画が展示されています。(雰囲気に圧倒されて忘れていましたが私は壁の外から入場したので最初に壁内を選択した人は折り返してからがマーレ側の戦士達の原画になると思います)さらに先に進むと8畳ほどの小部屋があり、天井付近まで四方の壁一面が諫山先生のネームで埋め尽くされていました。ここに泊まりたい!と思えるほど贅沢な空間です。
画像11 ネーム部屋の一角にモニターが設置され、諫山先生のインタビュー映像が流れていました。手前の鮭喰巨人のインパクトが強すぎてどうしてもチラチラ見ちゃう…。時間が許すならあと1時間はこの部屋にいたかったですが混雑して出入口付近はぶつかるので気になった箇所だけ撮影し次へ進みました。
画像12 次はとうとうラストです…『進撃の巨人』という壮大なストーリーの「最後の風景」を音で表現した部屋。ここだけは撮影、録音は禁止となっています。大阪会場では部屋の中央に5~6メートルくらいのテーブルが置いてあり、合計10個以上のヘッドフォンとそこに接続される端末が置いてありました。端末の再生ボタンを押し一人ずつヘッドフォンで最後の風景に耳を澄ますことができます。音の詳細はまた別記事にて。展示内容はここまで。ラストはリーブス商会のお店で心ゆくまでお買い物を楽しみ出口へ。兵長とエレンのパネルがありました。
画像13 兵長に躾されたい人や、エレンやハンジと例の決めポーズをとりたい人はパネルと一緒に記念撮影できますよ。
画像14 出口を抜けるとパーク内へ戻りますが、一気に夢から覚めたような、不思議なそれでいて少し寂しい気持ちになりました。外は薄暗くなり改めて時計を見ると入場してから実に2時間半!時間をすっかり忘れます。最初にもらったパーク内チケットを持ってリーブス商会のコラボカフェに行きました。特典のコースターが欲しくて私はエルヴィンのタピオカドリンクを、先輩はハンジの抹茶ラテを注文。
画像15 軽く甘いものも食べたかったのでフードメニューはパンケーキを注文しました。壁に見立てたケーキの中央には超大型巨人が、壁の外は巨人領域ってことなのかな?いろんな巨人がさまよっていました笑 一般的なパンケーキというより、スポンジケーキの中央がくりぬかれている感じです。中にはキウイフルーツやマンゴー、ブラックベリーなどでデコレーションされていました。味はうん…まあさておきネタにはなりますね(^^; 量が多くて先輩とシェアして頂きました。
画像16 カフェの店内にはリヴァイ兵長の椅子もありました。座れないので撮影のみ。
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画像18 そして等身大パネルも。いや~、兵長カッコいいわ(独り言) 店内の奥の方にもエルヴィンやハンジ、ジャンなど他のパネルもあったんですが後方の席はほぼ埋まっていて他のお客さんの飲食の邪魔になるので撮影は断念しました。夕方ですが店内も混んできたのでお店を後にし、ひらパーともお別れです。うーん、あと2回は来たいくらい楽しかったです
画像19 今回リーブス商会で購入したもの。張り切って買ったものを楽に持ち歩けるように折り畳みできるエコバッグまで持って行ってたんですが、全然余裕で納まりました笑 欲しかった檜製のポストカードやマグカップなどが売り切れていて結局食品ばっかりに…。紅茶はどうしても欲しかったので3種類全部ゲットしました。中央右の丸いのが、先程のコラボカフェの特典のコースター、あとは巨人展入場特典のネームです。
画像20 とても充実していましたが、一日移動で歩き回り待ち時間の間は長時間立ちっぱなしでかなり足が痛くなりました。そんなに高くないヒールでも負荷がかかるので展示会と言えど歩きやすい靴がオススメです。巨人展にこれから行くよって方や、東京会場で一度行ったけど大阪でも観たいなぁって方の参考に少しでもなれば嬉しいです。グッズなんかは大阪会場から追加で入ったものもあるみたいですしね。期間はまだあと1ヶ月以上ありますから最後の巨人展に貴方も是非足を運んでみては如何でしょうか。

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