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初心者キャンプ🏕

2022/11/19(土) #193:hiko

こういうシンプルなタイトルのときは、それなりのビッグイベントだと思っておくといい。


前回の日記で謎予告した通り、昨日から今日にかけてキャンプに行った。メンバーはhikosuke、KN、姉、姉友(グエン)。

先に結論だけ言おう。

キャンプは気合い。


およそ1週間前から準備が始まった。
テントや寝袋、コンロをはじめとするキャンプグッズから、食材の調達の仕方、車の手配、予想金額etc。
各自実家を物色したり、調べたりしていた。いや、各自してたかは分からんな。俺はした。

テント、寝袋、テーブル、椅子の主要グッズはsukeが持ってきてくれることになった。実家つよい。
コンロは俺が持っていく。
テント内の毛布などはグエンが、軍手や紙皿など細かいものは姉とグエン、KNは毛布の下に敷く用のダンボールをいっぱい。

車はレンタカーで、隣駅まで行く必要があったため、朝にKNが車を出してくれる。
その上で各自の行動を決め、効率よく合流できるように計画した。

この時点でかなり気合い。
だが、その気合いも虚しく寝坊した。と言っても10分ほどで、余裕でリカバリーできた。

レンタカーで車を借りた姉とグエンがKNを拾ったあと、sukeの家に集まる。俺はレンタカー組だったが、徒歩でsukeの家に向かった。コンロを両手で抱えて。

荷物の搬入を済ませ、デカセブンで朝食を買う。幸いにも全員が運転出来たので、運転者じゃんけんが開催された。結果は俺。

談合坂SAで1度休憩して、再度じゃんけん。次はグエンが運転だった。
しばらくして目的地に到着。今回は静岡県にあるふもとっぱらキャンプ場に来た。時刻は15時30分頃。

辺り一面が芝生で覆われ、空は青くどこまでも高い。周囲は山々に囲まれている。その一方向にはこれまで見たこともないような、荘厳な富士山がそびえ立っている。解放感、という言葉がふと浮かんできた。

到着してすぐ、KNとグエンは食材や飲み物の買い出しに、残りの3人でテントやBBQの設営を始めた。
1時間ほど経過した頃、買い出し組が帰ってきた。日が暮れてきてからBBQがスタート。なんとも初心者らしい。

思いの外みんな酔っ払ってしまって、会話してるようで全く話になっていないような時間を過ごしていた。

夜が更けると気温は氷点下を切った。寒くて凍えそうだったため、みんなはテントの中に入っていった。俺は1人外に残って火の始末を志願した。そうしたい理由があった。

星が綺麗だった。

暗い空に散りばめられた無数の輝きが、互いを引き立たせ合って星空として眼前に迫ってくる。そんな迫力があった。

ぼーっと、たばこを吸いながら、何をするでもない時間が美しいと感じる。
途中、SHOW-GOの『if we together』を聴いていた。
寒い日の夜空におすすめ。

テントに入る前に散らばってるゴミを拾っておこうと思いうろうろしていると、近くの男性キャンパーに声をかけられた。テント内で騒いでいるKNに対してお怒りのようだった。
まあそうだよな。俺らが悪い。謝って注意した。

火が消え、寒さも限界に達したのでテントに入る。姉かグエンかが寝袋を渡してくれて、冷えきっていた身体が温まる心地良さを感じてから目を瞑った。


目が覚めたのは朝9時。キャンプにあるまじき遅さ。
テントから出ると姉とグエンが片付けなどをしていた。
この2人は夜寒すぎて眠れなかったらしい。可哀想。

次々と起床し、夜に使わなかった食材で朝食とした。本格的に片付けを始める。俺は持参したコンロを200~300mほど離れた専用の洗い場で洗っていた。だから誰が何してたかわからない。

洗い場から戻るとほとんど片付いている。名残惜しくなって写真タイムに突入した。サムネはその時の1枚。

写真タイムも終わって、撤収も終わって、あとはゴミを捨てて帰るだけ。ゴミ捨て場まで行くと、売店でソフトクリームが売っていることに気づいた。
当然食べた。

このときをもって、俺は今回のキャンプに完全に満足した。

車に乗ってしばらく走りながらこの後の動きを相談する。色々あって、ほうとうを食べに行くことになった。
静岡から山梨へ。運転は姉だった。

河口湖周辺のほうとう屋さんに入ることに。席が空くまでの待ち時間で、隣のカフェでコーヒーをしばいた。

ほうとうはふつうにいつも通りおいしかった。KNだけ穴子と海老の天丼にしてたのがおもしろかった。

店を出ると、レンタカーの返却時間ギリギリだった。じゃんけんでは俺と姉が残ったのだが、急ぐために俺がすることにした。

結局、渋滞に捕まり間に合わなくなった。その旨を連絡して、あとは焦らず急いで帰った。
渋滞中、しりとりをしていた。これが結構盛り上がって、本気になりすぎてキレそうになっちゃったんだけど、どういうクダリだったか全然覚えてないのは悲しいところ。


地元に着き、レンタカー返却の前に俺の家に寄った。荷物を各家まで持って帰るためだ。
俺とsukeが遅れてレンタカー屋に到着。荷物を搬入し、昨日の朝のデカセブンで一段落を迎えた。

そこで話が盛り上がってしまい、ご飯を食べることに。近くの回転寿司に入った。

なんでそうなったのかはわからないけど、各々の恋愛事情をサーティワンアイスクリームのフレーバーに見立ててエピソードを語るという、訳の分からないことをしていた。例えば、「ポッピングシャワーの話」とか。サイコロトークかよ。


思えばこの2日間、こいつらと居続けたのか。これを書いている今(2023,04,07)の俺からすると信じられないな。
だんだん信じられるようにしていこう。



By hiko.

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