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いつの間にか、あっという間
2022/5/13(金) #3
何もない日。
っていうのは思ったよりもない。
1日家にいても、気分や体調、天気、食べた物etc...同じ日なんてないだなぁと実感した日。
それもこれも、この日記を意識してるから実感できたわけで、俺たちの生活を良い方向に連れて行ってくれると信じてる(まだ2回目)日記を、今回もつらつらと。
生活リズムってのはすげぇもんで、昨日は久しぶりに外でお酒を飲んで、結局帰って寝たのは朝の5時前だったのに、起きたのはなんと朝9時。アラームはかけてない。
普段の俺は丁寧な生活ができてるんだなぁって、ちょっとだけ自信を持てた。2度寝したけど。
で、再び目を覚ましたのは11時ジャスト。
これは偶然ではなく、この時間に起きなければならない理由があった。
エントリーした企業の書類選考結果が送られてくる。
期待と不安なんてもんじゃない。
自分のことを嫌いにならない準備をしないと見れない。
それにかかる精神的エネルギーたるや。
結果は、、、通過してました。
嬉しかった。
嬉しかったんだけど、驚きはなくて、冷静に面接と適性検査の予約をしている自分に少し驚いた。
意外だったのは、自分のスケジュールを確認したら空いてる日が少なかったこと。
なんにもない生活だと思ってても、やるべき事も予定もいくつもあって、1つずつ消化していって、そういう風に日々を重ねてきたんだよなぁと。
それからは、まあ、課題とかには目を瞑りながら、だらだらと過ごした。
そしたらあっという間に夕方になってしまった。
母を迎えに車で駅へ
朝から降っていた雨は止むことなく、駅から徒歩30分の我が家にとっては悩ましい問題である。
「残業でした」
母からのLINEを見て迎えに行くことを決意する。
「迎えに行く?」
「んー、大変だからいいよ。たまには歩いて帰る。」
この返事は予想してなかった。雨が降ってるんだから迎えに来てほしいはずだ。かと言って、ありがた迷惑の可能性もある。往々にして、迷惑ってのは無自覚でかけてしまうものだから。
「大変じゃないから車がいいなら行く。歩いて帰りたいなら行かないけどどっち?」
「じゃあお言葉に甘えて。」
それでいいんだ。
そうと決まればやることは早い。パジャマの上からセーターを着て、免許証と車の鍵を持って家を出る。
俺より1歳年上のオンボロ車に乗って、iPhoneで直接音楽をかける。
焦らずゆっくり駅に着くと、ちょうど母が集合場所に歩いているのを発見。停車して10秒もしない内に乗車した。
いつもより嬉しそうに感謝する母に対して、「いらん遠慮はしなくていい」と告げる。
と同時に、俺もはじめから「迎えに行くけど何時に着く?」って言えば良かったと反省した。
親子といえど人間同士、関係性やお互いのことを考え続けなければいけないよな。
そう思って、伝えて、「お互い成長しないといけないね」って言った。
そう。成長しなきゃいけない。歳をとればとるほど、そう思えなくなってくる。
昨日お酒を飲みながら高校時代の話をしてさ、もう戻れないんだねって言ったように、俺たちはいつの間にか、あっという間に大人になってる。
でもさ、子どもの時のことは忘れられないじゃん。
車内で母が嬉しそうに言った。
「まさか自分の子どもに迎えに来てもらうようになるなんて〜〜〜」
子どもだって。
そう、まだまだ子どもなんだ。
子どものままで、成長し続けたい。
家に着いて、もう一度お礼を言って母は車を降りる。
煩いエンジン音が止まると、
携帯からは星野源の『喜劇』が流れていた。
By hiko
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