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罪悪感

2022/06/20(月) #41:hiko

4週間ぶりに月曜日の授業を受けた。
日記をご覧の通り、最近はメンタルが死んでた。
学校に行くことは精神的にも物理的にも不可能だった。

行けたのは休みがかさんで出席が危ういのもあった。
けどそれだけじゃない。気合いを出せた。
学校に行くだけで気合いだと?
ノンノンノン。

深夜に終電を逃したsukeに呼ばれ、迎えに行ってた。
ドライブがてら大慶園に行ってバッティングセンターで遊んで、家に着いたのは5:20。
遊んだのが悪いね。

家に着いてポケットの中身を全部出すと、何やらカード状のものが出てきた。
やった。
タイムズの給油・洗車カードだった。
完全にやった。

どうしよう。タイムズに電話しなきゃ。

いや待てよ?
確か返却後15分は1回まで鍵を開けられるはず。
時刻は5:25。
頑張れば間に合うかもしれない。
間に合わなくても行かなきゃ。

1度脱いだズボンをもう一度履き直し、9割の力で自転車を漕ぐ。
スタンドを立てる暇も惜しんで、無造作に横たえた自転車を横目に、車のカードスキャナを確認する。

点滅してた。

よしっ!!!!

到着直前に両手放しで財布から取り出したタイムズカードをすぐさまスキャン。
鍵の開いた音がした。

給油・洗車カードを戻してからタイムズカードで施錠するまで10秒もかからなかった。

この5分間の決死行がなければ、おそらく3時間は待つことになり、学校にも行けなかっただろう。
よくやった俺。

再び家に着く。さながら英雄の凱旋と言ったところだ。
疲れと安堵で眠くなるかと思いきや、全然眠れない。
時刻は5:40。

結局、8時にセットしたアラームを起きたまま聞くことになった。

朝ごはんを食べてシャワーを浴びる。
身体の重さと脳の働きの悪さを加味して、余裕を持った時間設定をした。
そのおかげで、授業には余裕で間に合った。って言っても5分前だったけど。

あ、そうそう。
電車のなかでは案の定、眠ってしまった。
電車で寝ると身体が傾いちゃうじゃん?
で、隣のおばさまに少しだけ触れてしまったのよ。

そしたらびっくりするくらい跳ね返された。
ごめんよおばさま。

間に合った授業で、久しぶりなもんだから先生が話しかけてくれた。
くれたんだけど、正直眠気で頭が働いてなくて、たぶん会話になってなかった。

そんな状態で、90分間の授業を真っ当に受けられる訳はない。
ていうか50回は寝た。2分に1回のペース。

流石に申し訳なかったし、ビクッ!ってなったの恥ずかしかったから、授業後に正直に話した。
ドライブしてましたって。

ごめんよ先生。


話は変わって今朝のこと。
シャワー後に髪を乾かしながら、長ぇなって思った。
そのことを3限に思い出した。
ちなみにさっきのは2限。

ってことで、サロンを探し始めた。
おしゃれなみんななら知ってるだろう、ミニモで探す。
カットモデルとして予約すると、無料とか安く切ってもらえるやつ。
あ、俺がおしゃれって言ってるわけじゃないゾ。

それはいいとして、思い立ったらすぐじゃないと嫌なので、今日行けるところを探した。
空きがあった。しかも18:30から。

普通、カットモデルとして行こうとすると、切ってくれるのは新人さんだったりするから、営業時間後にしか予約は取れない。
だから20:00とかでもおかしくない。

そんななかで18:30はありがたい。
ご飯でも食べて時間をつぶせばすぐだろう。
すぐに予約した。

サロンのある駅で降りて、ご飯屋さんを探す。
そして選んだのは『イタリアンバル Pastel』。
1度登場したこともあるゾ。
詳しくは『「来週空いてる日ある?」』で。

なんか安くなるクーポン持ってたから。
その期限が今月末だから。
あと、前回行った時にプリンが無料で貰えるクーポンも貰ったから。

三拍子揃って二の足踏まずに一直線。

食べたのは『エビときのことモッツァレラのなんとかクリーム』。
「なんとか」には甲殻類の何かの名前が入ってた。

ただ、少しお高い。いや俺が庶民すぎるんだけど。
パスタ1皿で1000円以上する。
クーポン使っても1000は超えた。

でも、無料でサイズが選べる。

1番大きいのは2人前もある。
当然これを選ぶ。

めっちゃお腹いっぱいになった。

エビときのことモッツァレラのなんとかクリーム

めっちゃ美味しかった。

続いてプリンが運ばれる。

誇張なしで申し上げると、
俺史上1番美味いプリンがこれ。

本当にうまい。口当たりが滑らかで、たまごっぽくもミルクっぽくもない、THE プリン。って感じ。

俺史上1番美味いプリン。

写真じゃ伝わらないかなぁ。。

こんなにテンション上がってるけど、ちょっと食べすぎたのと眠気のせいで、もはや体調悪かった。

びっくりするくらいお金がない今にしては手痛い出費。
だるい待ち時間。
美容師さんと会話をしなきゃいけないこと。
終わってない課題。

色々考えて倦怠感が襲う。

押し殺しも隠しもせず、吐き出すように日記を書く。

もう美容室に行く時間だ。


適当にオーダーして、「じゃあこうしましょうか」って言われたことに全部頷いて、髪を切ってもらった。

I have my hair cut.

別に感想とかはない。こだわりがないから。

ただ、カットモデルで無料なのに、普通の仕上がりになったのは素直に嬉しい。

髪を切る予定を入れたから飯を食ったわけで、1000円で髪を切ったと思えばかなり得をした。
そう思うことにしよう。

家に帰る。
冷蔵庫にあったそうめんを軽く胃に流し込んで、すぐに自室に向かう。

覚えているのはそこまで。

気づいたら朝だった。


By hiko

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