寝たフリ

2022/09/13(火) #126 : suke

今日は特に予定がなかった。

だから、最近話題のスプラトゥーン3を買った。

ちなみに、まだ触ってない。
とりあえず買っただけ。


てことで昨日の話。


前回の日記「味噌汁の偉大さ」の最後に俺はこう書いた。

「いつもより少し重い身体を動かし、今日もバイトを乗り越えた。

明日は何しようかな。」


月曜日も特に予定が無かったのだが、このバイトの後、急遽友達の羽から電話が来た。

「今からsukeの家に行っていいー?」

ちょうどバイト終わりだったのと、たまたま次の日予定がなかったため、来ていいことを伝えた。

羽は高校の男女4人で誕生日会ってことで飲んでいるらしく、その時に1人の女の子(ロゼ)が「これからsuke君の家行こうよ!」と言い出したらしい。

4人のうち2人は次の日朝が早いらしく帰宅した。

終電近くで羽とロゼが俺の家に泊まることになった。

2人はコンビニでチャミスルや割り材を買い、俺の家へやってきた。

羽は次の日昼からバイトがあるらしく、俺が次の日何も予定がないことを伝えると、じゃあ休もうかなと代わりを探し始めた。

ちなみにロゼも明日は予定がないらしい。

もう今は深夜なのにバイト先の人に片っ端から連絡を入れる。やばすぎ。

返信を待っている間に2人は順番にシャワーを浴びに行った。

シャワー後、ロゼは誕生日プレゼントにジェラートピケのパジャマを貰ったらしく、早速それに着替えてきた。

かわいい。

ジェラピケのパジャマを着てる女の子初めて見た。

季節的にはもうちょい後だけどせっかくだしってことで着てくれた。

「男にジェラピケ姿見せるの今日で最後だな。」ってちょっと自虐ネタをロゼは言った。

「たしかに笑」とふざけて俺と羽は返して少し怒られる。

リビングとかでバッタリ家族に見られたらめちゃくちゃ誤解されるんだろうなぁ。
誰も絶対に会うなよ。まじで。

スピーカーで音楽を流しながら、3人でチャミスルを紅茶やミルクティーで割って飲んだ。

紅茶とチャミスルの組み合わせ結構美味しい。

俺は普段紅茶やミルクティーを飲まないが、割とお酒と合うことを知った。ちょっとありかも。

だが、ミルクティー割りはチャミスルがパイナップル味だったこともあって相性最悪。

パイナップル味はダメってことを覚えた。

時間が経ち、羽の返信がちらほら返ってくる。

バイト先の友達や後輩、パートの年配の人にまで代わりの連絡をしたが、全てダメだったみたい。

羽は諦めたらしく昼前に家を出てバイトへ行くことを決意した。

朝方になりみんなで寝ること。

布団を2枚敷き、3人で川の字で寝た。
俺は1画目。

2画目のロゼは、布団と布団の間が嫌らしくほぼ俺の方の布団に。

3画目の羽は布団を1人で広く使い、家にあるIKEAのサメや犬のぬいぐるみたちと一緒に。

寝転びながら少し話をしていると、ロゼは割とすぐに寝てしまった。疲れてたのかな。

羽と2人でしばらく話していると、酔っているのか、寝ぼけているのか横向きのロゼが俺の左手を取り、ほっぺの下に敷いて枕替わりにしてきた。

ちょっと可愛いなって思ってしまった。


童貞くさ。


しばらくして俺も羽も寝た。

気づくと時刻は昼前。

羽が家を出る時間に。

ロゼも一緒に家を出るのかと思いきやまだ寝たいから残るとのこと。

俺は羽を玄関まで見送りした。バイト頑張れ。


部屋に戻りふたたび寝ることに。

ここで、少し寝にくかったこともあり位置を変えた。

俺は女の人と寝るとき、自分が左側で相手が右側の方がしっくりくるという傾向がある。
(マジで人による+たぶん気のせい。)

ロゼが1画目で俺が2画目にチェンジ。
もう2人だし画数とか関係ないんだけども。

ちょっと起きてしまったし、少し話をした。

さっきの、俺の手を枕替わりにして寝ていたことを話すと、「なにそれ笑うちかわいいじゃん笑」と彼女は少し照れ笑いのようなものを見せた。

「うん。可愛かったよ笑」と軽く流した。

その他にも俺の最近見たロゼがでてきた夢の話をした。


その夢は、俺とロゼが全く知らない怖い大人にボコボコにされる夢。逃げても逃げてもまたすぐに捕まる。俺がボコボコにされてその横でロゼが泣き叫んでいたのが特に印象に残っている。

それがあまりにもリアルすぎて、俺は起きたときに現実だと思い、気絶して家で倒れて起きたんだと本気で思っていた。俺の家の近くの風景だったし。

そのとき隣にロゼがいなくてめちゃくちゃ焦ったことを覚えている。

その夢を見た日、急いで鏡を見たときに怪我が全くなく、痛みもなかったため、これは夢なんだと理解した。夢だと分かってもほんとに平気なのかロゼに本気で連絡しようとずっと迷っていたほどの夢。

結局、夢なんだし連絡したらきしょいよなって思って連絡はしなかった。

ずいぶんと夢の話が長くなってしまったが、この話をロゼ本人に全て話した。

ロゼは自分が知らない間にめちゃめちゃ心配されていることにとても面白がっていた。

実際、顔には出さなかったが今日もロゼと会ったときに「うわー、ロゼちゃんと生きてた、よかったわ」って心の中で安心してた。

ちなみに、そのことも伝えた。

この話の最中、ただひたすらロゼに面白がられた。

俺にしては珍しく、自分の話をずっとしていたと思う。

そんな話をしばらくしてふたたび寝ることにした。

羽がバイトへ飛び去り、1つ布団は空いたはずなのに、上のようなことがあったせいか、少しくっつきたい気分になってしまったのだろうか。

俺とロゼは1つの布団に2人で掛け布団を共有しながら寝ることにした。

誰もいない広い布団を隣に、2人で狭い布団で一緒に寝るのってなんかいいよね。


童貞くさ。


そういえばなぜか、俺が夢の話をしているときにずっとロゼに腕枕をされていたな。

眠るときは逆に俺が腕枕をすることにした。

いつそういう雰囲気になってもおかしくない状況だったが、俺は手を出さなかった。

なぜかこのとき、今は絶対に手を出さない方がいいと直感的に感じたんだ。

この選択が正解か不正解かは分からないが別に全く後悔はしていない。

俺はあまりワンチャンとか狙わないし。
ミスって変に関係崩れるのは嫌だし。

もしも万が一、向こうに少しでもその気があったのなら、よくないことをしたなと思うが。

また、この日記的には手を出した方が面白かったか?とあとから少し思ったり。?


結局、しばらくお互い寝たフリで誤魔化しながらいつの間にか本当に寝てしまった。


気が付くと、あたりは薄暗くなり時刻は17時過ぎ。お互いずいぶんと長く寝てしまったようだ。

特に俺は結構寝ちゃってたと思う。
女の前であんまり寝たくないのにな。

誕生日プレゼントで貰った荷物も結構あったし、車で家まで送ってあげることにした。

ロゼはかなり嬉しそうな様子。

18時頃家を出た。

運良く、母親にはたぶん見られてないと思う。

家で一日中リモートワークの妹には見られたか?
まぁ、どうでもいいや。


タイムズのレンタカーで適当に音楽を流しながら車を走らす。

彼女の家付近のコンビニに到着。
いつものでかファミマ。

「お金いくら?2000円くらい?」とロゼが言う。

「いや、いいよ。いらないよ」と俺が返す。

「送ってもらったし、家にお邪魔させてもらったしさすがにだめ。」

1000円だけ貰った。優しい。ありがとう。

60分無料チケットを使っていたため、結果的に売り上げたことは内緒。

また来てねと別れを告げ、家に向け車を走らす。


帰っている途中少し雨が降ってきた。
車で送っといてよかった。


帰りにhikoの姉に、職場付近を通るプラス雨が降っていたのでDMでまだ職場にいたら車で迎えに行く旨の連絡を入れた。実はね。

数分待って返信が来なかったため、送信を取り消し、家に帰宅した。


家に帰り、久々に家族と夜ご飯を食べた。

母親には普通に女の子友達を車で送ったことを言った。元は羽もいたしまぁいっかって感じ。


夜1人で布団で眠るときに、さっきまではここで一緒に寝てたのか。あー変な感じ。って思った。


…童貞くさ。

これはネタ振り。


そんな、久々に女の子と寝た僕のお話。


By suke.


「雨の中一人帰る様子」
窓の外 降り出した雨
傘は持って行かなかったな
どうでもいいや

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