Part① 柳裕也

ここのところ春の訪れを感じさせる陽気もあれば
一方では真冬のからっかぜ風に吹かれることも
ある今日この頃、皆様いかがお過ごし
でしょうか、本日は中日純正リアタイ必須で
あろう柳裕也選手の配球について
解説していこうと思います

すけーぷ使用の柳裕也

 さてさてまず柳裕也で問題になるのは
2022series以前の対ピン持ちからの継承が
挙げられるかと思います。個人的には継承で
問題ないと思っています。大まかな理由としては
他の特能と対ピンの恩恵を用いて説明すると
今シリーズの柳は超コントロール持ちなのに
対し対ピン版は超奪三振ここに関しては
明らかに今シリーズの方が優れているでしょう
対ピンの恩恵については個人的には
あってもなくてもあんまり変わらない
というのがどちらも使ったうえでの
正直な感想です。
対ピンが有益になるのは効果的な大きな変化球が
ある場合だと私は考えます
(モイネロ、宮西、松井裕樹、…etc)
それに当てはめると柳は球種こそ豊富ですが
思いの外効果的な大きい変化の変化球は少ない。
(強いて言うならドロカ?)
となると、対ピンの恩恵はあまりないように
感じられるのでは
ないでしょうか。そのため私は継承で良い
のでは、と思っています。
参考にしてみてください

 それでは本題となる配球について
記していこうと思います。
まず柳配球の代名詞とも言える配球と言えば
VIPさん考案(?)の港区女子配球でしょうか笑?
一応説明しておくと回転が似ている
チェンジアップとシンカーを高めの
ストライクゾーンギリギリで
出し入れして打ち損じを狙うというものです。
ですが私はこの配球はあまりオススメしません。
なぜならこの配球をするとボール球ヒットが
連発するからです(泣)。正直、多少ボール球でも
パワーのある打者相手だと内野と外野の間に
ポテンヒット連発されます…

 じゃあどう配球すればいいんだよ!って思った
方もいるかもしれませんのでここから、しっかり
私なりの配球の組み立て方を解説していこう
と思います。
 まず配球を組み立てるうえで大切なのは投手
ごとの長所と短所を考えることです。
では柳の長所と短所を考えてみると

まず目に入るのは球種の多さかと思われます。
各方向の計8球種、このあたりは長所になりそう
ですね。一方はやはり速球の遅さはすこし
気になるところではあります。
大会ルールでは気にする必要はさほどありません
がランクルールでも使用する方は多くいる
と思われるので今回はそこも加味して
考えていきます。

まとめると
長所
・リアタイでも使えそうな変化球が豊富
・緩急を活かせそう

短所
・速球が遅くランクルールではあまり 
 ストレートで押せなさそう
・どの変化球も突出しているわけではなく
 決め球に困りそう

といった感じになるでしょうか。
では次にその短所、長所をまとめて配球の
引き出しを考えていきます。
私はリアタイではその引き出しから取り出した
ボールをつかって投げています
今回は私の引き出しの一部を紹介したいと
思います。
(全部公開すると私の手の内がすべて知られて
しまうのでね笑)

①安定のチェンジアップシンカー
やっぱり軸になるのはこの組み合わせ、
ですが僕はVIPさんとは違います(?)
シンカーは高さによって変化量が3段活用する
リアタイにおいては有効な球種です。
また柳は制球に関しては心配無用レベルの投手
という点を鑑みるとシンカーが落ちるか落ちないかのライン+チェンジアップとの投げ分け、
が効果的ではないでしょうか。相手からすると
似た回転の実質3球種を相手しているような形
となり、打ちづらいはずです。

②縦スライダー
前述の通り柳は制球がいい投手であることは
明白です。さらに縦スライダーもシンカー同様に
高さによって変化量が異なる球種です。
そのためカウントをどうしても取りたい
なんてときは外角にこのボールを
落ちる落ちないか微妙なラインでの投げ分けを
よく使います

③ストレート
柳はどうしても変化球に頼りがちになってしまい
ストレートをあまり有効に使えないケースが多い
と思います。しかし変化球ばかりだと相手も
多少なりとも意識するし張ってくる人もいるかと
思われます。私はそんなときにストレートを
投げています。前述した通り、柳は緩急を
活かせる投手です。現環境緩急がそこまで
強くなくともファールなどでカウントを
整える分には十分有効との認識です。
投げるときはしっかり四隅に散らして
ベスピは必須、相手の虚をつく形を取るのが
理想ですね。


まとめ
長々と綴られた文章をここまで読んでいただき
ありがとうございました。配球はこの辺に
するので残りは自分で考えてみてください
私もまだまだ配球研究は必要だと思っていますし
終わりはないと思っています。
これを読んで少しでも柳使いたい!とか配球を
考えるきっかけになってくれたら幸いです
では、また

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