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《5分でできる》Creema(クリーマ)で売れる対策とコツ ③カメラより太陽を探そう【ハンドメイド作家向けnote】

こんにちは。すけまるです。

前回に引き続き、ハンドメイドサイトCreemaの売上を上げるための対策をご紹介していきます。

今回のテーマは前回と同様、写真対策についてです。

それではいきましょー

 今回のテーマ:写真のとり方パート2

前回までで、素人っぽさからの脱却ができたと思うので、ここからはもう一歩ステップアップするための具体的な対策講座に入ります。

ただし基本は忘れないように、まずは見やすくが一番大事ですよ。

暗さとの戦い

まず500枚いや1000枚以上撮影した経験上、撮影時よりアップロードした画像は暗くなります。特にCreemaは暗くなりますw

とはいえ、ライティングしてもレフ板がないとうまく撮れなかったり明るさが足りなかったりと、あまり上手な写真にならないと嘆いているあなたへ。

『こうやって撮れば間違いないという場所と背景とアングル』をおしえることにします。

ただ先に言っておくと、結局自然光(太陽)次第です。

そのバランスが取りやすいところをお伝えします。

※注:一部の方には申し訳ないですが、アクセサリーや小物(12×12cm以下)に関しては、とくに場所とか気にせず比較的きれいな写真が撮れるので割愛します。

後半の撮影の仕方は参考にしてもらってもOK。

まずは【撮影場所】です。

これは、「屋内と屋外の中間(=玄関や入り口)で横から撮る」です。

イメージはこの位置。

クリーマ記事挿入

上から見た図です。絵下手くそでごめんなさいw

少し屋内側で、必ず横から撮って下さい。理由は自分の影を気にする必要がないし、自然光をサイドから受けるのが一番無難だから。

窓際でもいいのですが、カーテンや窓枠があったり狭いので、シンプルに開けっ放しにできるところがオススメ。

ちなみに撮影時間は午前中がいいです。午後以降は光の具合が少し強すぎるので…。

そして【背景】ですが、先程の位置に膝位置ぐらいまでの軽い台(もしくは椅子など)を置いて下さい。

さらに作品の3倍以上はある板を2枚と、何でもいいので白っぽい布、黒っぽい布、茶色っぽい布を用意して下さい。

次のようにセッティングすれば完成です。

クリーマ記事挿入2

→「板がないんですが…」100均のワイヤーメッシュフレームにダンボール重ねて下さい。

→「布がないんですが…」無地の服は持ってないですか?礼服とTシャツでもいいですよ。

理想は、ホームセンターで丁度いいサイズにベニヤ板をカット、手芸屋さんで布を買ったり、壁紙を貼るですが、まあ…その辺りのご判断はおまかせします。

このセッティングの利点を一つ一つ説明するとちょっと長くなるので要点だけ

軽い台→移動が楽、板→収納に場所を取らない、布→作品の雰囲気(暗め、明るめ、シンプル、豪華など)によって下板と背板の色を自由に変えられる、光沢がない、光が反射しにくい などなど

最後に【アングル】ですが、立体作品なら45度から60度の位置で上から真正面、高さのない作品なら真上から撮るだけです。

「斜めからの方がオシャレじゃないですか?」
「釣っている状態で横から…」
「実際に飾っている雰囲気をだすには?」

これらは全て2枚目以降でいいです。つまり、こだわるのはまず1枚目をきれい撮ってから。

大事なことなので前回に引き続き、もう1回言います。

「見やすい画像を第一に、明るさや色味などを第二に」

こだわりの写真はその後で間に合います。

そして2枚目以降のおすすめアングルもご紹介しておきますね。

2枚目は少し被写体に近づいて、3枚目は器だったり横から、4枚目は背中側、5枚目以降は特徴や飾り方、色展開なんかもありです。

こんなイメージで↓

クリーマ記事挿入3

難しく考えずとも、見る人の状況や気持ちを考えたなら、必然的にこうなりますよね。

購入するかしないかを決めるのは、あなたが普段お買い物をする時の基準と同じです。

加えて、プレゼントやお祝いなど、特別なシーンで購入する可能性があるものと理解した上で撮影に取り組んで下さいね。

明るさをコントロールする

上の状況で撮影しても画像が暗くなるという方へ、そうです。実はまだ暗く写ります。

余談ですが、上の写真はキッチンカウンター(完全屋内)で、ライティングとかなしで、iPhoneSEの第一世代(iPhone5とほぼ同じ機種)でランチョンマット敷いて撮ったものです。

わりとキレイに撮れていると思いませんか。

この写真を取る時に使った技が一つだけあります。それは露出の調節です。

露出とは何か?みたいなことは置いといて、カメラには、もともと仕上がりの明るさを調節する機能があります。(Creemaのヘルプを参照)

機種によってやり方は多少違いますが、写ルンですのような使い捨てカメラじゃない限りほとんが調節できます。

とはいえ写ルンですは露出が固定されており、どんな状況で撮影したとしても、ある程度明るくなるし、ピントが合うというすばらしい機能を……

すみません、脱線しました。

この調節を大体メモリ2個ぐらいまで上げて下さい。

そして、撮影した写真をアップロードしてみて、実際の表示画面で確認してみると、ちょうどいい感じか、もしくは少し明るいぐらいになると思います。

で、もし明るすぎるなと思ったらメモリをやや下げたり、撮影の台の位置をずらしたりして調節して下さい。(最初の画像の①を②や③に)

あと注意して欲しいのが天気で、ベストはやや曇りの日、ついで晴れ、曇天、快晴、雨の順番だと知っておきましょう。

快晴が意外と下の理由は、雲がなさすぎて青が強く出てしまいます。(曇りだと一日中撮影できるよ)

そうすると画像編集ソフトなどで、色調補正をかける必要が出てくるのでちょっとやっかいです。

忘れてました。スマホに関してだけになりますが、やや引きからズームで撮影して下さい。

スマホはレンズから作品までの位置が近くなり、魚眼レンズのように写真の端が湾曲しやすいです。

ただし、ズームで撮影するとさらに暗く写りやすいので、明るさをしっかり調節して下さい。

またまた余談ですが、スマホでの撮影をしている方は、できれば一度パソコンに画像を取り込んでからパソコン上で写真をアップロードすることをオススメします。

パソコン上で一度確認することで、ある程度明るさの違いに気づくことができ、編集もしやすいです。

まとめ

2回に渡って写真のとり方について解説してきましたが、結局のところ写真撮影のポイントは、クリックされない可能性をできるだけ下げる努力をする。まずはこれが最優先。

クリックしてもらうための画像は、販売実績がある程度ついてからの話で、今はまず土台をしっかり作りましょう。

そもそもクリックしてもらうためには、タイトルも結構重要ですし、写真だけで勝負は難しいと思います。

タイトルの付け方については、明日以降でいいのでこちらを見て下さい。

もしタイトルも写真も、きちんと実践してもらえたなら、後は自然と実績がついてきます。

特に作品のPVは毎日確認して、どんなタイトルでどんな写真がクリックされやすいか日々研究して下さい。

またこのnoteは作家の方向けに、有益な情報として発信しておりますので、内容に関して分かりづらい部分があったり、疑問・質問などはぜひコメントにてお知らせ下さい。

次回は作家のイメージ戦略について解説します。

それではまた。

最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)