「最近まわりの人がハンドメイド作家デビューしてるなあ…」と思っている方へのたった一言のアドバイス。
はじめまして。
ハンドメイド作家を夫婦でやっているすけまるといいます。
今回はタイトルどおり、コロナ禍でハンドメイド作家デビューを考えている方への現役作家からのアドバイスとなります。
では一言。
「始めることは大事、でも続けることが最も大事」
まあ予測していた通りという方も多いのではないでしょうか?
実は、ミンネにしろクリーマにしろ、始めるのはものすごく簡単です。
作家名と作品、入金口座と送料の知識さえあればすぐに始められるので。
あと気になるのは、売れるかどうかだと思いますが、結論から言うと「なりふり構わなければすぐにでも」です。
※なりふりかまわずについては後で「なりふり構わず法」として解説します。
結局のところ、始めたとしても、販売努力をどれくらい継続できるかが全てです。
となると大事なのは、「売りたい(=お金が欲しい)から作品を作るのか?」「作った作品があるから売るのか?」という2択。
もし、前者ならモチベーションがお金になってしまうので、後でお伝えするなりふりかまわず法を実践して下さい。
後者であれば、作品作りそのものが「自分の“好き”や趣味」だと思うので、モチベーションを保つ必要はありません。
売れたらラッキー、お小遣い程度にと思う人ほど、意外と実績に繋がったりします。
もちろん本気で販売している人たちには敵いませんが、それはそれでハンドメイド作家に向いていると言えます。
だから最初のアドバイスにはもう一言付け加えて、
「自分が作品作りに向いているかを判断してから」
となります。
では実際どんな人が向いているかと言うと、以下の”なりふり構わず法”を実践することに「ちょっとな…」と抵抗を覚える人です。もし「なんて簡単な方法なんだ、すぐにやってみよう」と思ったなら絶対にやらないで下さい。
なりふり構わず法とは?
という訳で、おそらくほとんどの方が実践したら、作品販売に繋がるであろう方法を解説します。
《準備》
まず銀行口座いくつか用意→名義の違うアカウントを3つぐらい作る。
どれか一つにアカウントで作品を数種類アップし、その中の一つを他の2つのアカウントで購入する。
いいねとフォローをして、レビューを書いて評価を2つつける。
ここからは自由ですが、その作品のタイトルに「残り1点」をつけたり、「売り切れたので再販します」というような文を足せば、3つめの購入はすぐでしょう。あとは、これを繰り返したり、アカウントを増やせば確率はどんどん上がります。
ちなみに、作品は手作りじゃなくても市販で購入できるようなものであれば、制作の時間もいらないのでさらに効率よくなるでしょう。
※この記事のサムネイルのリースは市販品です。まあミンネで堂々と手作りと偽って販売してるけど。
アカウントを複数作って相互の購入をすることはおそらく規約違反ですが、名義の確認をされる訳ではないしチェックが甘いのでバレることはありません。
どうですか?
ちなみにこれに近いことを実践している作家さんの存在を初めて知ったとき……ドン引きしました。
その時に思ったのが、「あぁそっかこの人は作家さんじゃなくて、ビジネスマンなんだな」と。
ハンドメイド販売は、もちろん売上を上げることが目標でいいです。
ただし大前提として、「作品が作りたい」がないと意味がないし、そうでなければ一時的に売上に繋がっても、いずれバレます。
大人気の作家さんは必ずと言っていいほど、作品ごとに文章を変え、梱包やメッセージなど一つ一つ丁寧な対応をしています。
それは元々が作品作りに愛情があるからだと感じます。
それがない人、つまり「とにかくお金だけ欲しい」なら、ある意味ハンドメイド業界では最強です。
真面目に販売している方々はもっと時間をかけて、思いを込めてもなかなか実績にならなくて悩んでいるのに。
それをすっとばせるわけなので。
「マジでこの業界から出ていけよ…」と、みんな思ってたり思ってなかったり…ね。
とにかく、そんなことはしたくないなぁと思ったなら、ぜひ作家デビューしてみて下さい。
ただし、売れるまでの道筋はなかなか困難なので、色々試行錯誤しましょう。
基本的な対策や方法は、調べれば色々出てくるのでそれに時間を費やしてから始めるのもアリです。
あっこれについても最後にアドバイスをつけ加えるなら、
「《売れるか?》ではなく、《売るためには?》を調べて、それを実践できるかどうか」
となりますね。
「全然一言じゃないやんけ。」
ごめんなさい(´・ω・`)
最後まで読んで頂きありがとうございます(*´∀`*)